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フェルメール展@上野の森美術館

最終日の1日前に、やっと行けました!
すごい人だった…
2/16〜大阪展なんですね。
早めに行かれることをオススメします。。

東京展には『牛乳を注ぐ女』がきていて、とてもよかったです。想像よりも小さい絵だったけれど、ものすごく完成されていて、いつまでもみていられた。

フェルメール展に行く前に、
「赤瀬川原平が読み解く全作品 フェルメールの眼」を読んでいたんだけど、そのおかげで倍楽しめた気がした。

赤瀬川さん曰く、牛乳がとろとろとろと流れ続つづけ、時間も流れ続けているようだと。それを表現できているのは、ツボの重さを支える腕の筋肉、腕を保持する人体の緻密なバランス、それらをコントロールしながら牛乳を見守る女の眼差しの描写があってこそなのだと。

描かれている要素ひとつひとつに意味や物語があるようでした。


フェルメールの作品以外にも、その時代のオランダ画家を中心に、展示されていました。

改めて自分は、あまり写実的すぎない風景画が好きなんだなーと認識。

3つ並べて展示されていた海の絵とかよかった。

コルネリス・ファン・ウィーリンヘン 『港町近くの武装商船と船舶』
シモン・デ・フリーヘル 『海上のニシン船』
アブラハム・ストルク 『捕鯨をするオランダ船』

あと、この展示行きたいと思ったきっかけは、広告のセンスの良さでした。



この書体すごい好き。線がクロスしているところの角がかくっとなってる。
ゴシック体で読みやすいんだけど、少しとろっとした感じというか、柔らかさがあって。


『赤い帽子の女』を見られなかったことだけ、残念だったな。
唇つやつやで羨ましい。笑
また次回を楽しみにします


写真はこちらから。
パブリックドメイン美術館
http://www.bestweb-link.net/PD-Museum-of-Art/html/960_Vermeer.html