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【趣味と娯楽】40代エンジニアがボイトレに通って得られた変化と気づき

こんにちは。すうちです。

6月は仕事が慌ただしく、気づけば隙間時間に現実逃避!?で娯楽(アニメや読書)にひたる日々が続いています。

唐突ですが、note以外に続けている趣味(娯楽)があります。私の年代では珍しいかもしれませんが、いわゆる音楽スクールに通っています。

今回は、そのボイトレコースに通って得られた変化と気づきの話です。

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タイトル画像:中目黒土産店さん


はじめに

だいぶ前にnoteで触れた音楽スクール(シアーミュージック)に通いはじめて、もう2年以上経ちます。

私は、DTMギターコースを学びたくて始めましたが、ここ1年くらいボイトレも並行して通っています。

シアーミュージックは、毎月の回数内であれば複数コースを受講できます。全体的な感想は以前書いたので、興味ある方はこちらをご覧ください。

以降、あくまで個人の感想です。実際のレッスンは講師の方で違う所もあったり、レッスンを受けられる方の個人差で変わる部分もあると思います。

また、タイトルにあるエンジニアだから、みたいな視点もほぼありません。


ボイトレのレッスン風景(流れ)

体験含めて何人かの方に教わりましたが、概ねこんな感じです。

15分:発声練習(講師により異なる)
・リップロール
・鼻腔共鳴
・裏声、地声切替 など

30分:課題曲(生徒が選ぶ)
・CD(又はカラオケ)にあわせて唄う
・改善点の指摘、対策の試行

最初に15分ほど発声練習があります。身体や声帯を慣らす意味合いと音域(その日の体調)を確認する目的と思います。メニューに沿って音階を下から上へ登っていきます。

リップロールはくちびるをブルブル震わせながら発声するトレーニングです。

私はこれが苦手で最初は音が途切れたり息が持ちませんでしたが、最近ようやくコツみたいなものがわかってきました(上半身に力を入れ過ぎないのと腹筋を使って息を吐くバランスが難しい…)。

鼻腔共鳴は鼻に響かせて唄う発声法で、高音を出すときの基本のようです。

後半の課題曲は、自分で選んだ曲を唄って改善点があれば指摘してもらえます。メロディのリズムの取り方(考え方)や高音を楽に出す方法など、いくつか対策を教えてもらい実際に試す感じです。

私の場合は、毎月フルでボイトレをやっている訳ではないので、大体1つの課題曲を2~3ヶ月かけて練習しています。


『唄うこと』の新たな気づき

ミックスボイスと腹式呼吸

ミックスボイスは地声と裏声の両方をミックスさせた声です(地声の力強い音と裏声の響きがあわさった感じ)。

(講師の方いわく)私の世代で憧れでもあるスピッツ草野さんミスチル桜井さんのボーカルは、このミックスボイスを駆使して自由自在に高音を出しているそうです。

またプロの歌手が使ってるという腹式呼吸は、常に腹筋を意識した緊張状態のイメージがありましたが、それをずっと意識して発声する訳ではなく、基本はリラックスした状態で、必要な時に腹筋に力を入れたり、前述のミックスボイスを使うことが負担が少ない声の出し方と知りました(唄っている状態の腹式呼吸の勝手なイメージは、鬼滅の刃でいう全集中の呼吸「常中」だったので全然違った…笑)。


高音の発声法

これまでカラオケなど唄う時は完全にのどを使ってました(なので、何回か高いキーの曲を唄うとすぐ声が枯れてしまう…)。

高音を出す時はのどは単なる通過点息を通すイメージに近い気がします。

負担少なく高音を出すため、ミックスボイスや鼻腔共鳴を活用したり、必要に応じて腹筋に力をいれて身体や声を支えるというのが自分の理解です。

また発声時は、よく言われるあくびを我慢している状態の例えがまさにコレと今は思います。

あくびを我慢した状態は、鼻が膨らんで口の中が空気で満たされるような感じ少しのどの奥が下がって頭蓋骨の後頭部が広がる感覚があると思います。

特に高音は、声を前に出すのではなく、鼻や後頭部または頭上に声を響かせるイメージを意識すると良いと聞き、実際にやってみて以前より高音が出しやすくなりました。


曲の微妙な変化のとらえ方

これは、まだ自分に全然足りない部分です。

例えば、曲をずっと同じテンションで唄うのではなく、途中のAメロやBメロはさらっと唄ってサビを強調したり、リズムの取り方やアクセントの強弱で唄の表現や印象が変わるということです(たぶん上手い人には常識かも)。

講師の方に「CDの○○さんは、こういう風に唄ってますね」とか「歯切れよくリズムを切る方が原曲ぽい」など言われて、実際に真似してみると明らかにそちらが良いことが多々ありました。

「やっぱり唄が上手い人とそうでもない人の差は、そういう微妙な変化や違いに気づけるからなんだ」と、今更ながら思いました。


1年以上続けて得られた変化

一番分かりやすい変化は、昔は原曲キーで唄えなかった曲が唄えるようになったことです。

前述で触れたミスチルスピッツの曲はキーが高いので、若かりし頃スキだけどなかなか唄うにはハードルありました。

私の場合、プロの歌手を目指している訳でもなく、はたまたYouTubeデビューしたり、千鳥の鬼レンちゃんに挑戦する壮大な目標も特にないので、あくまで自己満足の世界ですが、単純に昔の自分と比べて唄えなかった曲が唄えるようになったのは、やっぱり嬉しいです。


最後に

若い頃から音楽は聴くのも演奏するのも好きでしたが、ボーカルはカラオケで唄う程度で、ちゃんと基礎から学んだことはありませんでした。

ボイトレに通い始めてまだ1年程度ですが、発声の微妙な調整で変わることを実感できたり、徐々に出来ることも増えて、本当に少しずつですが(私のような年齢になっても)変化を感じられて面白いです。

たまにモヤモヤしたりやる気が出ない日があっても、ボイトレに行くと上半身を使って発声に集中するせいか、レッスン後は気分がスッキリすることも多く、ストレス解消にもなっています。

とは言え、実際出来ないこともまだ沢山あり、学べば学ぶほど「ボイトレの世界も奥が深い」と感じます。

今後も無理なく、趣味の範囲で続けていきたいです。

音楽スクールやボイトレに興味ある方など、何か参考なれば幸いです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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