【　ありがとう、パートナー　】

わたしは、パートナーと共に生きる価値はない。
パートナーと出会い、わたしがそういう人間なのだと気づかせてくれている。
いかに自分が無力で小さくダメな人間であるのかを教えてくれる。
ありがとう。

何かに託けてパートナーとのことを後回しにするわたし。そんなわたしにもパートナーは何度も何度も目を向けてくれ、働きかけてくれる。
ありがとう。

人と共に生きる価値がないわたしだが、共に生きてくれているパートナー。
特にわたしと一緒にいて得することもないのに、パートナーはその共に過ごす時間を大事にしてくれている。
ありがとう。

こんなにもわたしとパートナーの間には「ありがとう」があるのに、
わたしとパートナーの間には、越えられない大きな溝がある。
共に生きれば生きるほど、その溝はなぜか広がっていく。
お互いが歩み合って分かり合って、溝が埋まっていくようなものなのに、溝は埋まるどころか深くなり、底なしの谷のようである。
どんな溝なのだろう？
この溝は、どうにかならないのか？
最期の再後になれば、ありがとうと溝は同じであると言えるのだろうか？

【　融通のきかない潔癖症？⭐️　】

わたしのパートナーは、とても頑固で潔癖である。

わたしがご飯を食べている時に、テーブルに少し垂れた食べこぼしも見過ごさずに指摘する。「そのくらいいいじゃない？あとで拭くね。」と言っても、「今拭くように」と！