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㉔今だからこそ考えてみたい。ジャッキー・チェンがハリウッドで成功したわけを。


そういえば、前回書いたのが3月末でした。4月は訃報も含め、色々な事が起こったのでそちらを優先したら丸々1ヵ月空いてしまいましたね(汗

前回の記事はこちらになります。

ハリウッドでの成功の陰で、今までのジャッキーの成功に欠かせなかったゴールデン・ハーベストが映画制作事業から撤退。香港での基盤となる場所が無くなってしまった形のジャッキーは、しばらくハリウッド作品への出演が続きます。

そして「ラッシュアワー2」→「タキシード」ときて今は「シャンハイ・ナイト」の話ですね。

監督:デヴィッド・ドブキン
脚本:アルフレッド・ガウ、マイルズ・ミラー
制作総指揮:ロジャー・バーンバウム、ゲイリー・バーバー、ジョナサン・グリックマン
主演:ジャッキー・チェン、オーウェン・ウィルソン
共演:ドニー・イェン、アーロン・ジョンソン、エイダン・ギレン、ファン・ウォン、ジェマ・ジョーンズ

監督以外の脚本、制作総指揮は前作「シャンハイ・ヌーン」からのおなじみメンバーです。

監督 デヴィッド・ドブキン

アーティストのMVやCM制作を経て映画制作へ。コメディタッチの作風で有名なのかな?

Maroon 5   「Don't Wanna Know」 (Official Music Video)

ちょ、Maroon 5にチープな着ぐるみをw
俗に言うコッテコテのアメリカコメディ路線だったんですね~

「ウェディング・クラッシャーズ」

こちらが監督にとっての初のヒット作品となっているようです。>シャンハイ・ナイトぇ。。。w
オーウェン・ウィルソンが出演しています。


「ジャッジ 裁かれる判事」

しかし、シリアスな作品も。親子の再生物語になっているようですね。
この作品でロバート・デュヴァルがアカデミー賞助演男優賞にノミネートされています。


ドニー・イェン

宇宙最強と謳われているドニーさん。今作ではラズボーン卿と手を組む悪役、ウー・チョウを演じています。ジャッキーとの対決もワクワクでしたね。

広東省で生まれたドニーさん。2歳に香港へ移住、11歳でアメリカのボストンへ。お母様が「傅式太極拳」直系のお弟子さんで著名武術家との事で、武術はお母様から学んだそうです。お父様は新聞社・星島日報ボストン支局の編集員でドニーさんにピアノを教えた方。

そういえばボストン時代グレて不良となり喧嘩三昧、暴れまくっていた話はしましたっけ?w

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアンモンキー」

監督:ユエン・ウーピン
脚本:ツイ・ハーク
ドニーさんにとって監督のユエン・ウーピンとの出会いは非常に大きかったと思います。デビュー作をはじめ初期の主演作品で監督と何度もタッグを組んでいるドニーさん。こちらの作品で久しぶりにタッグを組んだんですよね。こちらでは黄飛鴻の父、黄麒英を演じています。
その他にも、ジャッキーと共演回数の多いユー・ロングァンやカンフー作品の敵役でおなじみヤム・サイクン(任世官)なども出演。


「ドラゴン危機一発'97」

監督、アクション指導:ドニー・イェン

ブルース・リーをこよなく愛すドニーさん。リーさんの作品とは直接関係ないものの、キャッチコピーは「ブルース・リーに捧ぐ、新たなるドラゴン伝説」となっています。
この作品の少し前にテレビドラマでリーさんの「精武門(邦題:ドラゴン怒りの鉄拳)」をリメイクしてアジアでヒットとなりました。その後自らの会社「子彈製作有限公司」を作り初めて監督した作品となっています。

これはもうね、ドニーさんがいかに最強たるかを愛でる作品だと思いますのでw
あとは次から次へと谷垣健治さんが出てくる無限谷垣さんを楽しんで下さいw


「イップ・マン 序章」

監督:ウィルソン・イップ
ドニーさんがアクションだけでなく俳優としてちゃんと評価され、世間で広く認知される事になった作品ですね。ドニーさんは後にブルース・リーの師匠ともなったイップ・マンを演じています。


「レイジング・ファイア」

まだまだ公開が控えている劇場がありますが、これは本当に観るべき。ニコラスの悪役もそうですが、正義を貫くがゆえに苦悩するドニーさんも是非。できれば劇場で。


アーロン・ジョンソン

今は少々改名しましてアーロン・テイラー=ジョンソンとなっています。
子役としてキャリアをスタートさせ、今作では浮浪の少年チャーリーを演じています。いやしかし彼ももう31歳?!月日の経つのが早いなー

「ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日」

王道の青春作品ですね。主人公ジョーンズが恋をする相手、ロビー役を演じています。
作品もアーロンもほんとキラッキラしています✨


「キック・アス」

彼を一躍有名にしたのはこの作品。主人公キック・アスですね。
しかし少々暴力描写があったり、キャラクターの乱暴な言葉遣いが大きな論争にもなった作品ですね。でもアーロンと共にヒット・ガール役のクロエ・モレッツも人気が出たんですよ~

「ブレット・トレイン」

なんかトンデモ日本がまたまた出てきそうですがw
原作は伊坂幸太郎「マリアビートル」

アーロンはイギリスの殺し屋、タンジェリンを演じています。
他にもマシ・オカさんや真田広之さん、福原かれんさんも出演されています。日本は2022年公開予定のようなのですが、日にちがまだ決まっていないようですね。

「クレイヴン・ザ・ハンター」

アーロンはMARVELのヒーロークイック・シルバーとして出演していましたが、新たなヒーローの役で主演されるそうです。
クレイヴン・ザ・ハンター。ハードそうなヒーローがやって来そうです。


エイダン・ギレン

今作ではチョンやロイと敵対するラズボーン卿を演じています。

アイルランド出身の彼。10代の頃から俳優として活躍していたようです。しかし活動拠点はアイルランドだったのかな。
主役ではないものの、バイプレーヤーとして活躍中ですね。敵役が多い感じはします。

「12 ラウンド」


主演:ジョン・シナ
恋人を殺されて復習に燃える脱獄犯、マイルズを演じています。


「メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮」

こちらヒットしましたね~。迷路の警備責任者、ジャンソンを演じています。おっかない💦


「ボヘミアン・ラプソディ」

こちらも超ヒット作。クィーンのマネージャーであるジョン・リードを演じています。そういえば未見だったな


ファン・ウォン

無鉄砲さで全てのトラブルを乗り越えようとするチョンの妹、リンを演じています。

日本語のウィキで調べると、多分同姓同名の別の方とリンクが繋がってまして正確な情報がわからない💦

シンガポール出身の俳優であり、歌手でもあります。子役として活躍していてモデル業もやっていたのかな。
シンガポールではとても有名な方のようですね。

95年のシンガポールスターアワードで主演女優賞と新人賞を受賞、その後も数々のドラマシリーズに出演し、シンガポールでの人気を不動のものにしていったようです。

この記事は、1998年に放送されたテレビドラマ「神鵰俠侶」で李銘順(クリストファー・リー)と共演したのですが2009年に2人は結婚し11年目の結婚記念日(2020年当時)を迎えたというもの。記事内にも当時のドラマの画像があります。
この「神鵰俠侶」という作品は、金庸作による武侠小説で有名な作品。何度もドラマ化、アニメ化もされているようです。>動画とか探し出せなかったのよ💦


「情熱のステップ」

韓国、シンガポール、アメリカ合作。ダンスへの情熱と激しい愛の行方。
社交ダンスで優勝するためシンガポールへやってきたテサンの才能を見抜き、かつてダンス界で一世を風靡したダンサー、エミを演じています。


「心靈時鐘」

こちらは最近の作品ですね。ある日突然父親を失ってしまった主人公、葉藍。父親から亡くなる前にもらったアンティーク時計。これを修理する事に。。。

ファン・ウォンは葉藍の母親を演じています。


こうやって見ていくと、色々な世界から作品のために集まって制作しているんだな~と思いますね。さすがハリウッド。

舞台もアメリカからイギリス、ロンドンへ。前作よりもエンターテイメントみが増し増しになっていて面白いです。次回は作品の評価と感想を書こう!!

最後まで読んで頂き、ありがとうございます(^^)

私はジャッキー・チェンを良く知らない、最近知ったばかりの方へ向けて記事を書いていきたいな~と思います。 メリケンコさんのYouTubeで訳詞を提供しております。そちらもどうぞ https://www.youtube.com/c/moriatomerikenko/videos