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㉓今だからこそ考えてみたい。ジャッキー・チェンがハリウッドで成功したわけを。


はい。前回からの続きになります~前回の記事はこちら。

ジャッキー×VFXを謳い、スティーブン・スピルバーグ創設のドリームワークスとタッグを組んで制作した「タキシード」

しかし評価もさることながら、興行収入も「ラッシュアワー1」の半分ほどでした。>それでも大ヒットには間違いないような気はしますが💦

観客が期待していた内容には届いてなかったのかも知れない

しかし、ドリームワークスとの関係はここで途切れるわけではなかったのがジャッキーならではですよね。
その話はまた違う所で出てくるとは思いますが

そんなジャッキーが手掛けた次の作品は?

評論家からの評価が高く、自身のアクションもある程度自由に構築できるこちら

「シャンハイ・ナイト」

動画は南アフリカ無料放送、英語媒体チャンネルであるETVからお借りしております。


「シャンハイ・ヌーン」の続編ではありますが、舞台をアメリカ、ネバダ州からニューヨーク→ロンドンへと移し大暴れ。

紫禁城で”龍玉”の番人として仕えていたのに突然暗殺されたチョンの父。
敵を討つべくロンドンへと向かうチョンとロイ。そこで大英帝国の陰謀に巻き込まれていく


今回は、作品に登場する超有名な人物2人についてご紹介。

まずはアーティ・ドイルことコナン・ドイル

医師の傍ら副業で執筆活動も行い、シャーロック・ホームズシリーズで一躍有名に。

新潮社さんのコナン・ドイルプロフィール画面です。
私も小学生の頃図書室で借りてよく読みました。しかしご本人は歴史小説志向であったとか。
上記のサイトにはシャーロック・ホームズシリーズだけでなく、自伝や短編集も載っています。

シャーロック・ホームズシリーズは映画化もされていて

「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」

アイアンマンでおなじみロバート・ダウニー・Jr主演です。
実際に小説の中で言及があるのですがシャーロック・ホームズはバリツという日本武術(架空の武術です)を会得していて、こちらのシリーズ通してこんな感じじゃね?的なバリツアクションが観られるのも楽しいです。


「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」

ベネディクト・カンバーバッチ主演
小説の舞台を現代に置き換え、ハイテク捜査で事件を解決していくBBCのドラマで大人気になったベネディクト・カンバーバッチ版シャーロックなのですが
映画版では1895年、ヴィクトリア時代のロンドンが舞台となっているようです。


チャールズ・チャップリン

言わずと知れた3大喜劇王の1人。筆頭に挙げられる方ですね。
山高帽にちょび髭、大きなドタ靴、ステッキというシルエットで思い出さない人はいないと思います。
小さい頃から舞台に立っていたのですが家庭が貧困でとても苦労したようです。
コメディの名門フレッド・カーノー劇団に入り花形コメディアンを経て、いろいろな映画会社と契約。ドタバタコメディの短編映画を制作しました。

そのうちフェアバンクス、ピックフォード、D・W・グリフィスとともに、新会社ユナイテッド・アーティスツを設立「キッド」を制作

子供時代の貧困のエピソードが入っているという「キッド」
チャップリンの作品の特徴であるドタバタ×ペーソス(哀愁)がこれでもかと入っています。

ポーランド侵攻、ユダヤ人の虐待などを行い当時絶頂期を迎えていたナチスドイツのアドルフ・ヒトラーを映画という形で風刺した「独裁者」

チャップリン映画初の完全トーキー作品としても知られています。それでもまだ80年しか経っていない。
もしかしたら、チャップリンが演説で吠えまくっているだけに見えるかも知れないですが

沈黙やジェスチャー、注目を集めるストーリーや演出、大衆を掌握する力などなどヒトラーの演説には特徴があって、人々を熱狂させる力があったと言われています。

上記のチャップリンの動画は、そのような特徴を逆手に取ってヒトラーとは真逆のメッセージを訴えたんですよね。

いや~当時は第二次世界大戦に入っていたのかな?そのような情勢の中でこんな作品を作れるのはチャップリンしかいなかった。しかしこれからもチャップリン以上の表現を追求する方は出てきて欲しいですね。>その前に戦争は続いて欲しくない

2人とも「シャンハイ・ナイト」の時代背景とか細かい部分などで相違があるようなんですが、娯楽作品(パラレルワールド入ってます)として観れば楽しいかな。説明が十分でないところはありますがすみません💦

次回は「シャンハイ・ナイト」の出演者、スタッフについて書きます~

最後まで読んで頂き、ありがとうございます(^^)


私はジャッキー・チェンを良く知らない、最近知ったばかりの方へ向けて記事を書いていきたいな~と思います。 メリケンコさんのYouTubeで訳詞を提供しております。そちらもどうぞ https://www.youtube.com/c/moriatomerikenko/videos