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『滝沢歌舞伎2018』

『滝沢歌舞伎2018』/新橋演舞場

初めての桟敷席。お弁当も初めて食べました。席が広くて足が伸ばせる。ステージと同じ高さなので、障害が無く良く見える。

上手側だったため、林くんのSPARKはよく見れた。深澤さんはお丸モードになるまで笑顔なしで、いつになく真剣。マジモード。でも先輩感が伝わってきた。

「五条大橋」で林くんの美声が2階のおどり場から会場全体に響きわたってた。

二幕「記憶のカケラ」の出演ジュニア、みんなダンスが素晴らしかった。SPARKの時もだけど、さっくんの表現の仕方がダントツ。めめちゃんが泣いてるみたいだし、林くんは体の柔軟さが存分に生かされてるようだった(ダンス専門外)。

全体的には、色々なモノを詰め込みすぎた感じ。一幕はもちろん、特に二幕がめくるめくって感じがした。

一幕最後の歌舞伎シーン。今年は虹がテーマで完全な創作。タッキーの世界観がたっぷりだったけれど、どこかディズニー感がチラつくような…。明るくて素敵だったけれど、いつもの、お話がテーマにあるほうが、個人的には好きだなと思った。

二幕の「鼠小僧」はすごく少なく、始まってすぐにお丸さんの鼠さんを心配するシーンに。金之助もあっという間に出てきて、あっという間にいなくなる。もっと長くやってほしかったという欲がある。ただ、林くんの語り部のシーンは、彼のお芝居における表現がより良くなっていた感じがして良かった。

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