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寄付で誰かとつながること。

今日は朝から支援者さんに2018年度の活動報告書を発送するための作業をしました。

すでに出来上がって事務所に届いている活動報告書を、1冊ずつ案内のお手紙と一緒にビニール袋に入れて、住所が書かれているシールを貼る作業。ただそれだけの作業だったけどなんだかいろんなことを感じた時間でした。


DxPは大きく分けて学校などの現場で活動するチームと様々な媒体でDxPのことを広報する広報チームに分かれています。私は現場チームに所属しているので普段広報のお仕事からは離れた場所にいます。だからファンドレイジングや寄付のことはクラファンの時に感じるぐらい。普段の活動の中でそんなに意識することは正直ありませんでした。


でも今日の作業中、報告書を見ながらふと

「これを受け取った支援者さんはどんな気持ちになるんだろう」

そんな考えがあたまに浮かびました。


郵便受けを開けて、報告書があるのを見て、お!って思うかな。

どのページに興味を持つんだろう。

寄付しててよかったって思ってくれるかな。



発送先の住所も、北海道、東京、栃木、静岡、大阪、広島、、と日本全国の住所が記載されていて、ほんとに各地でDxPのことを応援してくれている人たちがいるんだなと実感して、なんだかあたたかい気持ちに。


と、そんなことを思っていたとき、1人の女性がこんにちは〜と事務所を訪ねてこられました。

事務所には毎日誰かしらお客さんが来るので特に気にせず作業を進めていると、玄関でものの3分ほどスタッフと話しただけでその女性は帰っていかれました。

そして玄関から戻ってきたスタッフの手には封筒とお菓子。


誰だったの?そう尋ねるとスタッフはこう答えました。


〇〇さん。5年ほど前から毎月寄付とお菓子を手渡しに来てくださるんだよ」



…5年!? 毎月!?


私がDxPに来るよりはるか昔、おそらくDxPもまだまだ小さい団体だった頃から毎月寄付を手渡しに来てくださる人がいるという事実に驚きを通り越して衝撃。世の中にはそんな仏のような人もいるのか。。ありがたすぎました。


DxPの活動はいろんな方からのご寄付で成り立っています。

生徒の食事代、私の交通費、事務所の電気代、活動しようと思うとどうしてもお金はかかってしまうもの。それはきっとしょうがないこと。


寄付がないと活動できなことをネガティブに感じたり、「寄付」という言葉に抵抗を感じる人もいるかもしれません。でも普段の生活で関わることがない人と寄付を入り口にして関われたりすることもあるのかなと思います。

寄付はただのお金じゃなく、そこに金額の大小は関係ありません。金額以上にいろんな人の想いが詰まってる大切なもの。


寄付でつながる誰かの想いに、なんだか、託されているんだなぁと感じてちょっと背筋が伸びた1日でした。

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