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コロナで大幅に売れた商品と大幅に売れなかった商品TOP10

Influencer Marketing Hubというメディアが、最新のコロナショックにおけるアメリカの消費動向についてのレポートが発表されました。

当記事ではその一部を紹介したいと思います

大幅に売れた商品TOP10

アメリカがちょうどロックダウンを実施した直後に取得したアンケートに基づくものです。ちなみにこれは2020年3月と2019年3月の比較になります。

当然ながら、ウイルス感染を防ぐための防疫グッズが軒並みランクインしています。ここにマスクが何故ないのか不思議ではありますが。

それにしてもアメリカらしいですね。この並び。ステイホーム中によく使う食器洗剤とか、パン焼き器とかはわかるのですが、5位の乾燥穀物、7位のフルーツカップなどは、「へ〜!」と思わせる品物です。

アメリカでは最近オーガニックフードが大人気で、穀物の専門店もあるくらいですから、そうした影響もあるのでしょう。

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大幅に売れなかった商品TOP10

つづいて、売れ筋が悪かった商品です。

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まず1位にスーツケースがあがりました。なるほど。たしかに。旅行、行きませんからね。納得です。

他にも2位のブリーフケースや、水着、洋服、カメラなど、外出自粛の影響で、外に持っていくもの全般、軒並みダウンしています。

日本では?

では日本ではどうでしょうか?調査会社のインテージが発表した調べをもとに、売れた商品TOP5と売れなかった商品TOP5を記載します

売れ筋ランキングTOP5
1位:うがい薬
2位:エッセンス類(バニラエッセンス、スパイスなど)
3位:プレミックス(ホットケーキミックスなど)
4位:ビデオテープ(ビデオテープ???)
5位:殺菌消毒剤(これはわかる)

なんとなくアメリカと似てますが、若干違いますね。穀物類ではなくプレミックスがよく売れています。たとえばホットケーキやお好み焼きなどに使いますよね。日本人が大好きな粉物系です。確かにスーパーにいくといつも売り切れでした。

それでは次に、売れなかった商品を見ていきましょう。

売れなかったランキングTOP5
1位:鎮暈剤(ちんうんざい)(酔い止めの薬)
2位:口紅
3位:日焼け止め
4位:強心剤(漢方薬など)
5位:テーピング

それにしても、酔い止めの薬が1位って、なんか、面白いですよね。日本人って車酔いしやすいのかな・・・

あと、4位の強心剤も興味深いです。東洋経済によると、その理由は、日本の漢方薬は中国人観光客に人気で、爆買いしていたそうです。それが、インバウンドが急激に減ってしまった影響で、売れなくなった、と推測しています。なるほど。裏を探ると面白いですね。

そうなると余計、1位の酔い止めの薬が気になりますが。

日本のものについては、こちらにTOP30まで掲載されていますので、ぜひ参考にしてみてください

もっと世界中の売れ筋と売れない筋のランキングを比較してみると、色々国民性や文化の違いなどがわかって面白そうですね。機会があればその辺も記事にしてみたいと思います。


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