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忘れられないの

サカナクションの武道館(2日目)の配信アーカイブを観ている。録画していたスッキリの加藤さん罰ゲームの様子を見てホッコリして(ちなみにこれは札幌公演)そうだよ武道館の配信見なきゃ!と今日購入。
配信期間は明日まで。毎回配信系はギリギリにならないと買わない観ないギリギリガールである。(ガールという歳ではない)

サカナクションはファンクラブ会員期間が8年半。おお、思っているよりわたしは彼らにFC年会費という形でも貢いでいる。あとはライブのチケ代、グッズはそこそこ。そして遠征の旅費交通費。これは彼らの懐には入らないけど。

最新技術をバリバリ使ってカッコいいけどどこか懐かしくてダサさも感じる、それがサカナクション。だがそれが良い。それがとても良い。と、お皿を洗いながら彼らを観ていた。

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コロナ前は「アイデンティティがない」と数万人が手を振りながら合唱していた、"アイデンティティ"のあの異様な光景がめちゃくちゃ好き。自分も含めてお前らみんなアイデンティティないんかい!と思いながらニヤニヤして手を振る。

そしてイントロのシンセの音とともに広がる緑のレーザーに、後光を見るかのごとく毎度心が洗われる思いがする"ルーキー"。
「こんなルーキーがいたら嫌だ」と思って作った、みたいなことをインタビューで山口さんが言っていて、娘にそんな嫌がられるルーキーになってくれよという思いを込めて(そんな母親も大概だな)ライブBDを出産の時に分娩室でかけてもらった。

「今泣いて何年か後の自分 笑っていたいだろう」というラストの歌詞がリリースから今年で10年経つのに未だに刺さって抜けない"夜の踊り子"。ライブで聴くと泣く。

"新宝島"はもう全編歌詞があかん、ライブで聴くと泣く。武道館ではMV同様に新宝島ダンサーズが出てて、彼女たちにライブのお仕事を振ってくれてありがとうとまた泣く。

新曲"ショック!"のサビのショックダンスはカッコよさは全くないんだけど(失礼)あれをみんながニコニコしながら踊っているのが良い。そうそう、これがサカナ、サカナなのよ。

あ、今日のタイトルの"忘れられないの"も曲名です。この懐かしダサさがたまらない、大変好物です。

割と思い入れある曲が多すぎて書き出すとキリがないんだけど本当にサカナクションが好き。作り手の想い、みたいなやつがそもそも大好きだから、そこを隠すことなく出してくれる彼らは純粋に応援したくなってしまう。ライブやっても赤字ですよとさらっというところとかね。そりゃあれだけスピーカー使って音にこだわってたらキリもないでしょう。

最後に観たのはCOUNTDOWN JAPAN19/20の模様。娘生まれてからワンマン行けてないんだなあ。本当は武道館も夫が半休取れそうな日を狙ってチケットトレード狙う予定だったんだけど、今回はさすがに諦めたから配信はとてもありがたい。明日ギリギリまで観られると良いな。

*写真は今日のプラレール。なぜか線路の上を走らせてもらえないこまちとはやぶさ。

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