大事な後半戦の初戦、何としても勝ちをつかんで再スタートを切りたいところだ。

集客に力を入れていたが、コロナのまん延防止等重点措置の影響もあり、結局3,790人。
チームからアナウンスされていた事前の予想では4千人台後半だっただけに、やむなくキャンセルした人も多かったのではないかと予想する。（自分もその一人）

スタメンはGK西部、DF戸根、柳下、林堂、MF花井、安藤、姫野、音泉、椎名、FW大野、マテウス。サブはGK齋藤、DF今瀬、MF末木、田中佑昌、FW高橋、吉平。

スタメンは前半戦の主要メンバーがほとんどだったが、FWに新加入のマテウスが入った。

試合は序盤から藤枝の方が動きがよく、攻撃に迫力があった。
ボールを奪うと選手が何人もゴール前に上がり、チャンスを演出していた。
一方、カターレの方はなかなか前線でチャンスを作れない。
ただ、新加入のマテウスはボールを持てばドリブルでうまくゴール前まで運んでいけるこれまでのカターレ にない特徴を持った選手だった。
非常に好印象だ。

そんな中で、先制したのはカターレ 。
そのマテウスがファウルをもらって得たFK。
ゴールへはまだ距離がある位置から椎名が蹴ったボールに林堂がヘディングで合わせた。
苦しい展開だったが、重要な試合で先制し、試合内容も好転していくかと思ったが、そうはいかなかった。

引き続き、藤枝がゲームを支配し、そんな中でカターレの左サイドを崩されて鈴木惇のゴールで試合は同点に。
前半終了間際にはカターレにもいい時間帯が生まれて後半に期待感を持たせて前半は終了した。

後半開始から大野に代わって高橋駿太が投入される。
しかし、試合内容は依然として藤枝が優勢だった。
ずっと藤枝が試合を支配し、いつ得点を入れられてもおかしくないような展開だった。
カターレはあまりボールに触れていない花井に代えて末木を入れ、2ボランチにして流れを変えようとする。

すると63分。
ボールのパス回しが良くなり、藤枝のサイドでボールを保持する。
そこで末木がゴール前に入れたパスに高橋駿太が胸トラップでボールを右サイドにゴールを持ち出す。
これにより、GKもかわし、ゴールまで開いたコースにボールを流し込んだ。

苦しい流れのなかでの勝ち越し。
その後は極端に守備に入るわけでもなく、うまく試合を運んだ。
依然として攻められてはいて、あわやというシュートも打たれたが、西部のセーブとシュートが枠を外れるのに助けられた。

試合はそのまま終了し、カターレの勝利。
何よりも結果が重要だった再開初戦を制した。
内容が良くても、この試合は負けるとこの先の不安がもたげてしまう試合。
その試合を、相手にボールを支配されながらも、少ないチャンスを活かして勝ち切った。
まずは拍手を送りたい。

ただ、内容が今ひとつだったのも事実なので、そこはさらに練習を積んで攻撃の迫力を増していってほしい。

（選手の動向）
1 GK 西部　8試合連続スタメンフル出場
3 DF 黒木　ベンチ外
4 DF 戸根　15試合連続スタメンフル出場
5 DF 今瀬　3試合連続サブから途中出場
6 MF 碓井　ベンチ外
7 MF 佐々木陽次　ベンチ外
8 FW 高橋　6試合連続途中出場で1得点
9 FW 大野　6試合連続スタメン
10 MF 花井　10試合連続スタメン
11 MF 大崎　ベンチ外
13 MF 安藤　2試合ぶりスタメンでフル出場
14 DF 濱　ベンチ外
15 MF 松岡　ベンチ外
16 MF 末木　15試合連続サブから途中出場
17 MF 姫野　15試合連続スタメンで3試合連続フル出場
18 FW 松澤　ベンチ外
19 DF 柳下　15試合連続スタメン
20 MF 音泉　15試合連続スタメン
21 GK 田中勘太　ベンチ外
22 MF 椎名　15試合連続スタメンで4試合連続フル出場
23 DF 林堂　7試合連続スタメンフル出場で1得点
24 MF 松本　ベンチ外
25 MF 佐々木一輝　ベンチ外
26 MF 馬渡　ベンチ外
27 FW 吉平　4試合ぶりサブから途中出場
28 FW マテウス　加入後初出場初スタメン
29 MF 中山　加入後初のサブメンバー入り
31 GK 齋藤　8試合連続サブ
32 MF 戸高　ベンチ外
33 DF 鹿山　ベンチ外
39 DF 鈴木　ベンチ外
50 MF 田中佑昌　2試合ぶりサブから途中出場