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難しい試合で勝点1は死守 藤枝MYFC 対 カターレ富山

前節、岐阜を破って首位で迎えた藤枝との試合。
スタメンはGK齋藤、DF戸根、今瀬、柳下、MF花井、安藤、姫野、音泉、椎名、FW高橋、吉平。サブはGK田中勘太、DF林堂、MF佐々木陽次、末木、戸高、田中佑昌、FW松澤。
スタメンは前節PKを決めた大野がメンバーに入らず、高橋が怪我から復帰後初のスタメンに。その影響で松澤がサブに入った。

試合は開始直後に、藤枝の枝村にシュートを打たれたが、わずかに外れた。
その後はお互いに攻撃を繰り出す展開が続く。
藤枝の守備もそんなに強くなく、攻撃のいい形は作れていたが、シュートが決まるところまでは行かなかった。
カターレの最初のシュートは高橋駿太で、その後も姫野のミドルなどチャンスは作れていた。
前半16分には、吉平が右サイドの高橋からのスルーパスに抜け出して、ゴールキーパーと一対一になったが、シュートは枠を外れた。
これはビッグチャンスでもったいなかった。

一方の藤枝の攻撃はカウンターが主体だったが、このプレー以後、藤枝がボールを持つ時間が増える。
そうしているうちに前半21分、押谷からのスルーパスで久富が抜け出し、そこからのクロスを宮本に決められ、先制を許してしまった。

その後は高橋がシュートを決めたかに見えたが、オフサイド。
藤枝の鈴木が負傷交代するアクシデントもあったが、前半はボールを保持するもなかなかゴールを割れなかった。


後半開始早々に、雷雨となり、試合は1時間以上中断。
その後、天候が回復し、試合が再開する時にカターレが動く。
前線でいい動きを見せていた高橋に代えて戸高を投入した。
それでも流れが変わらないと、椎名に代えて末木を投入。
姫野と末木のダブルボランチにし、戸高を2列目に下げたワントップの形にした。

ここから徐々に花井の存在感が増し、ボールを持つ時間が増えた。
そして迎えた72分、柳下から姫野への縦パスが通り、そこから右サイドの音泉に展開。
音泉がドリブルで中央に進入し、そのボールを相手ディフェンスがカットしようと足を伸ばすが、そのボールをさらに花井がカット。
中へドリブルしようとしたところに相手の足が引っかかり、PKを奪った。
蹴るのは吉平。
PKが決まったように見えたが、味方が先に入ったのか蹴り直し。
嫌な感じがしたが、蹴り直しのPKも冷静に蹴り込んで、ついに同点に追いついた。

その後は藤枝が攻勢に出てしばらく何度もゴール前でセットプレーをされる場面があったが、音泉に代えて林堂、吉平に代えて松澤を入れ、林堂を3バックの真ん中に置いて守備を引き締める。
何とかこれで試合を落ち着かせて引き分けに持ち込んだ。

難しい試合になりそうなことが予想された試合で、実際そのとおりになった。
そんな中でも先制されたアウェイの試合で勝点1を取れたことは前向きに捉えたい。
試合後、吉平が言っていたように、次のホームで勝利してこの引き分けを意味のあるものとしたい。

(選手の動向)
1 GK 西部 ベンチ外
3 DF 黒木 ベンチ外
4 DF 戸根 7試合連続スタメンフル出場
5 DF 今瀬 7試合連続スタメンフル出場
6 MF 碓井 ベンチ外
7 MF 佐々木陽次 2試合連続サブ
8 FW 高橋 今季初スタメン
9 FW 大野 ベンチ外
10 MF 花井 2試合連続スタメンでフル出場
11 MF 大崎 ベンチ外
13 MF 安藤 7試合連続スタメンでフル出場
14 DF 濱 ベンチ外
15 MF 松岡 ベンチ外
16 MF 末木 7試合連続途中出場
17 MF 姫野 7試合連続スタメンフル出場
18 FW 松澤 ベンチ外
19 DF 柳下 7試合連続スタメンでフル出場
20 MF 音泉 7試合連続スタメン
21 GK 田中勘太 2試合連続サブ
22 MF 椎名 7試合連続スタメン
23 DF 林堂 7試合連続サブから6試合連続出場
24 MF 松本 ベンチ外
25 MF 佐々木一輝 ベンチ外
26 MF 馬渡 ベンチ外
27 FW 吉平 7試合連続スタメンで1得点
31 GK 齋藤 2試合連続スタメンフル出場
32 MF 戸高 2試合連続サブから途中出場
39 DF 鈴木 ベンチ外
50 MF 田中佑昌 4試合連続サブ

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