Nintendo Switch向けmicroSDカードの選び方【条件4つ】
結論から言うと、これ買っとけば間違いありません。
容量はどれでも構いませんが、大は小を兼ねます。
最低でも64GBがおすすめです。
詳しくは記事をどうぞ。
microSDカード選びは魔境
microSDカードほど選ぶのが難しいものもなかなか無いでしょう。
わかりにくいスペック項目。莫大な数のメーカー。高級から激安、詐欺商品までより取り見取り。まさに魔境です。
ライセンス商品は割高
「Switchならライセンス商品買っとけばいいじゃん」って思われるかもしれません。確かに、確実な選択肢ではありますが…
まあ、お高い。なんと相場の5倍です。
「安心感を買う」で自分を納得させるには、ちょっと厳しいお値段。こうなると、自分で目利きできるようになりたいところです。
そこで今回は、Switch向けmicroSDカードの選び方を解説していきます。これを参考にして、差額でもう一本、ゲームを買ってやりましょう。
最低条件2つ
まずSwitchに使うにあたり、絶対に満たしたい条件は以下の2つです。
転送速度100MB/s以上
「UHS-1」への対応
それぞれ詳しく説明します。
1.転送速度について
その名の通り、データを送るスピードを表しています。
これが不足すると、ゲームのロードが長くなる、オンライン対戦でラグが生じるなどの原因になります。
転送は「読み込み」と「書き込み」に大別できますが、今回重要なのは「読み込み」のみです。
というのもSwitchの場合、セーブデータはすべて本体のメモリに保存されます。つまりゲームプレイ中、SDカードへの書き込みはほとんど行われないんですね。よって書き込み速度は気にしなくてOK。
公式サイトによると、
とのこと。
ここは余裕を見て100MB/s以上のものがおすすめ。
80MB/sも100MB/sも、結局値段は変わらないので。
具体的には「転送速度100MB/s」とか、「最大読出速度100MB/s」といった記載のあるものを選んでください。
2.UHS-1について
さて、上記の「転送速度」は、あくまでも理論値のお話。
最高速度45km/hのウサイン・ボルトが1時間でフルマラソンを走破できないように、常に最高速度が叩き出せるわけではありません。
実際の転送速度は、扱うデータや前後の処理によって大きく変化します。
データの転送は持久力勝負です。
いくらピークが速くても、すぐバテてしまうなら意味はありません。
そこで出てくる指標がUHS-1。これは最低保証速度が10MB/sであることを示しています。つまり最悪でも10MB/sの速度で走り続けるってこと。
Switch本体がせっかくこの規格に対応しているわけですから、利用しない手はありません。
なお、Switchが対応しているのはUHS-1まで。より高等なUHS-3には対応していません。もちろん使えないことはないですが、金がかかるだけなので注意。
メーカー:有名どころが無難
上記の二点(転送速度、UHS-1)を満たせば、あとは極論なんでもいいです。
それこそ怪しい無名メーカー製でも、まあOK。先述の通り、セーブデータは本体にしか保存されませんから、万が一microSDカードが壊れてもダメージは小さいし、復旧は容易です。
とはいえ価格差が大してあるわけでもない(せいぜい500円)上に、復旧にかかる手間を考えると、結局のところ有名メーカー製を選ぶのが無難です。
具体的には下記。
KIOXIA(東芝)
Nextorage
SAMSUNG
SanDisk
I-O DATA
このあたりなら手放しでおすすめできます。
好きなのを選んでください。
容量:64GB以上がおすすめ
最後の悩みどころは容量です。
ここで考えるべきは保存する対象。
つまり、「何で遊びたいか」です。
というのも、Switchのソフトって容量のバラツキが大きいんですね。
有名どころで例を挙げると、
NBA 2K22:約47GB
Apex Legends:約30GB
スマッシュブラザーズ:約17GB
マリオカート8デラックス:約11GB
スプラトゥーン3:約7GB
桃鉄:約2GB
こんな感じ。上から下まで様々です。
結局人による
なので至極当然のことながら、買うべき容量は人によります。
「マリオパーティ」「桃鉄」「世界の遊び大全51」等のパーティーゲームを色々入れたいなら32GBでも十分だし、Apexとかウィッチャー3なんかをゴリゴリ遊びたいなら128GBでも足りません。
ただこれだとあまりにも歯切れが悪いので一つ基準を定めると、少なくとも64GBはあったほうが良いと思います。
なぜなら、
スプラトゥーン3
スマッシュブラザーズSPECIAL
マリオカート8デラックス
あつまれどうぶつの森
ゼルダの伝説ブレス オブ ザ ワイルド
これらの超定番ソフトのうち、どれか三つを購入した時点で30GBを超えるからです。つまり32GBのmicroSDカードを選んでしまうと、全く余裕が無い。本体容量の分を考えてもせいぜい四つが限界になります。
32GBと64GBの値段差はせいぜい数百円ですし、足りなくなってから足すのも非常に面倒です。初めから64GB以上を購入しとくのがおすすめ。
個人的おすすめ製品
最後におすすめ商品のリンクを貼っておきます。
個人的には、冒頭でも紹介したこのKIOXIAのが一番おすすめです。
有名メーカーなのに安い。
実際私もこれを使っていますが、何ら不満はありません。
在庫処分の可能性もあるのでお早めに。
次点でこれ。
やや値段はあがりますが、超定番商品です。
在庫も比較的安定しているので、セールを待つのもアリ。
最後に、とにかくデカいのが欲しい方にはこれ。
Switch自体は2TBまで対応しているので問題なく使えます。私調べでは、1TBの中では(かつ、ちゃんとしたショップで買えるものの中では)最も高コスパです。
まとめ
最大読み出し速度100MB/s以上
UHS-1対応
有名メーカー
64GB以上
この条件で選べば完璧です。
参考にしてください。
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