妙に落ち着く店があって、昼はそこでとんかつ定食を食べた。
店に入る前に近くの書店で、「うらさだ」というさだまさしのことを書いた文庫本を購入。
とんかつが来るまでぱらぱらと読む。
こういう昔は普通のことだったのが、今は習慣ではなくなっている。

ひとりで外食することも、店で本を読むことも。
物理的に時間がないのか、そんな悠長なことをしている場合ではないと思ってしまう、つまり心に余裕がないからなのか。
いやしかし、実際問題、「妙に落ち着く店」が今の生活圏内にほとんどないのだ。
ここへ入るなら家帰ってちょっと作って食べたほうがいいか、とか思ってしまうことが多い。

それに「妙に落ち着く店」つまり自分にとって快適な店をこれから探して見つけるというのもなかなか大変だ。片手間にはできない大仕事だ。

だが、実際「ボケ防止」にはそういうことをもっとしたほうがいいというのは分かっている。
心情的にも本当は動ける間はあちこち覗いてみたいのだ。
一応、心がけよう。マイ・フェイバリット・レストランを増やす。

夕飯は、麻婆豆腐とかに玉を作る。