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2024/04/04(木) 日記。伊丹。ランド。ベイ。

朝の4時半に起きて、ローソンへ非常食のパンやおにぎりを買いに出る。
旅行中は誰がどこでお腹が空いて機嫌が悪くなるかわからないので、
常備食が必要なのだ。

ひさしぶりの飛行機移動。しかも伊丹。
昔はよく利用したものだが。
そうだ、20年以上前、僕は演奏旅行でギターケースを持ってしょっちゅう飛行機に乗っかって日本中で飛んでたのだ。
その頃のいろんな思い出はたくさんある、と思っていたが、たぶんほとんど忘れてしまっている。
常に今を充実して生きていると、過去の思い出を反芻している暇などないのだ。

機内の全席にモニターが付いているのはいつからだろうか。
国際線だけじゃなかったのか。
国内の1時間くらいの移動にこんなものいらない、と以前は思っていたが、今回は見てしまった。
息子が「『笑点』にトム・ブラウンが出ている!」というのだ。見ないわけにはいかない。
機内放送で「笑点」はわかるが、よりによって「トム・ブラウン」が出る回が選ばれるとは。
もちろんネタは5人合体するやつ(今回は一休さん)だったが、おそらく笑点の客層を考慮した営業ヴァージョンのようで、布川の「説明」が丁寧だったのはさすがプロだなあと思った。

あと、米国製のドラマをなんとなく見ていたら、おかしくて声を出して笑ってしまった。
確か「the オフィス」みたいなタイトルの連続ドラマの1本で、オフィスの従業員の日常を面白おかしく描いているような内容だが、登場人物が全員おかしい。日本のドラマでこういうテイストのものはあるだろうか。
ある男性従業員が「今日はちょっと嫌なことがあってね~」とインタビューに答えているようなシーンがある(このドラマは一部そういう疑似ドキュメント的手法が取られているのだ)。
「駐車場で亀をふんじゃったんだ」とのこと。「もちろんクルマで」。
「それでバラバラになった甲羅を接着剤でつなげてあげようと思ったんだけど・・・」と(このセリフの時点でおかしい)、オフィス内のテーブルで作業しているシーン。「僕はパズルが苦手だと気がついたんだ」と焦る男。
「でもそこらにあるもので間に合わせたよ」と、欠けた甲羅の代わりにカラフルなプラスチックの飾りとか文房具とかをくっつけられた亀。「でも、やっぱりがっかりしたんだ。亀が死んでることに気がついてね。最初にふんだ時点で。」と言うのを聴いて、僕は「狂っている」と衝撃を受けたのだった。

そのあと、小林薫の「深夜食堂」があったので見ていた。若き日の田中圭が苦学生を演じていてドラマに引き込まれてのだが、ラスト数分いいところを残して羽田に到着してしまった。

その後、湾岸道路をバスで移動。
無事、世界のディズニーリゾートに到着。約12年ぶりだ。
しかも前回家族で来たのは「シー」の方だったので、「ランド」は実に20年以上ぶりだ。

最初は勝手が分からず戸惑ったが、だんだんと動きもスムーズになり、
ひさびさの「ランド」を十分楽しんだ。

宿はヒルトン東京ベイ。
僕はここが開業する時、ベッドメイクのアルバイトに行ったことがあるので感慨深い。
普段は新宿に勤務していたがオープニングスタッフのヘルプに浦安まで行ったのだった。思ったよりデカくて横に長く、まるで外国のリゾートホテルのようだったとは当時は気が付かなかった。まあそもそも外資系のホテルだけど。
とにかく当時はベッドにシーツを張るのに必死で建物全体のことまでは分からなかった。
宿泊客は、半分以上が海外からの観光客のようだ。
1階に2軒あるローソン。どちらもレジは長蛇の列である。
特に意味はないのだが、オリオンビールとカップ麺の沖縄そばを購入。

日本はもう春休みも終わりである。
明日は「シー」だ。

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