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草津とまるかぶり(2019.5.26)

鳥歌会へ。鳥歌会というのは、千原こはぎさんが企画している歌会。テーマ詠1首を事前に提出して、あーだこーだ意見を言い合ってから最後に票入れをして、1位の短歌を決める歌会。意見言い合ってから票を入れるって、珍しいと思う。

今回のテーマは「音楽」。楽器の名前を考えたり、歌のタイトルを考えたりあれこれ考えたけど、1首作るのにめちゃくちゃ苦労した。鳥歌会は、歌会の数日前に参加者限定で詠草一覧が公開されるねんけど、そのサイトを見てびっくり。めちゃくちゃ同じ発想の短歌が、うちの短歌以外にもう1首あるやん!同じ発想ていうか、下の句まるまる同じやし!

あまりにまるかぶりすぎて笑った。もう一人こんな短歌作ったん誰なんや……、とわくわくしながら歌会へ。ストレートに楽器や曲を詠み込んだ短歌はかえって少なくて、みんな工夫して音楽を考えてきてはって、どんな音楽の短歌があるのかを読み比べるのも楽しかった。知らん歌やったらYouTubeで検索したり。

うちの提出した短歌はこれ。

パブロフの関西人の音読で 関西電気保安協会
(谷じゃこ)

えっこれ被ったん?!って感じじゃない??テーマ「音楽」やからな。すごくない??

ふと思い出すふるさとの歌がある関西電気保安協会
(塩谷風月)

塩谷風月さんでした。改めて読むと、塩谷さんの短歌の方がテーマに合ってるな。こちらの短歌は、雛賞という賞をもらってはりました。うちも塩谷さんの短歌に1票入れた。もしうちが関西電気保安協会の短歌を作ってなかったとしても、この歌に入れてたと思うもんな。歌会後に、塩谷さんと握手しました。

鳥賞、雛賞の短歌は今回は全部公開されてるので、こちらから読めますよ。
第二十三回鳥歌会/こはぎうた

はあ。やっぱ歌会楽しいな。だれかが作ってきた短歌でわいわい喋れるのが楽しい。喋りたいから参加してるみたいなもんなので、自分の短歌のターンはあんまり興味を持てなかったりするけど、喋られへんから。歌会したいから開催するかー!と思ったこともあったけど、自分が開催したら司会せなあかん確率上がるし、司会したらあんまり喋れなさそう。司会してくださる世の中のみなさまほんとありがとうやな。

#日記 #短歌 #歌会

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