あれ？と思った方もいるでしょう。

そうです、二代目リンヌエルは王太子ベルナルトくん狙いでした。来る日も来る日も朝一番にご挨拶に伺う日々……

でも些細な価値観の違いや、引越しによって物理的に引き離されたことで、ベルナルトくんとの未来は現実味がなくなっていきました。

そこで207年は、流れに身を任せて結婚相手を決める年になったのです。その頃から、リンヌエルには頻繁に誘いをかけてくれる同級生の男の子たちが現れました。

その中から選んだ男性は。

ドゥーガルくんです。

実は成人式直後に、別の男の子に呼び出しをされていたリンヌエル。頻繁と言うほどではないですが、遊んだこともある男の子でした。

誰と結婚すべきかわからなかった二代目ですが、その瞬間に、添い遂げるならドゥーガルくんが良いと気付いたのです。

二代目も、恋人のいる生活がスタートしました。