不適合日、再来 2021-3-22

私は何度遅刻すれば気が済むのでしょうね。この先。
きっと明日も遅刻だ。明後日はどうかわからないが、明々後日辺りはまた遅刻するだろう。

少しは悪びれてくれ。

「こんな利己的な日記の投稿が遅れたところでなんだ」という気持ちがあるので日記の遅刻に対して真っ当に悪びれることが出来ないな。
”毎日投稿”を銘打って世に公開している以上は他に詫びる必要があるのですが....


今日は地元で過ごす最後の休日だったことに今更気づきとてもしんみりとしている。ろくな思い出が無かったようではあるが、それなりに友人には恵まれていたしもう会えないと思うとやっぱり結構寂しい物がある。

まぁそんなしんみりを憶えている暇がないほど今日は忙しかったのだが。何もなかったらすこし精神衛生上まずかったかもな。ありがとう、役所。ありがとう、保険屋。ありがとう、NieR:Automata。


午前中は新年度に備えてPCR検査を受けてくれと頼まれ、自宅で検体を採集するキットが送られてきたのでそれの対応をした。綿棒で頬をこそぐやつかと思っていたらなんか筒に唾液をペッと入れるだけのやつだった。

かつてないほどの機敏さを発揮して検体採集から集荷までをササっと終わらせ悦に浸っていたところ検体登録的なフォームに入力する内容がことごとく間違っていたことが判明した。幸い最低限必要な部分は正しく入力出来ていたようなので大丈夫そうだが、少し堪えたな。珍しく腰が重くないと思ったらこれだ。


その後先月申請してからずっとお預けを食らっているマイナンバーカードの進捗を確認するため役所に電話。聞いたところ交付通知が遅れているだけでカード自体はもう出来たらしいので受け取りに。転出届も出さなくてはならないし。

マイナンバーカード窓口、まぁ混むわ混むわ。ウイルス騒動なんてなかったかのように人が集まっている。本当に無かったらどうなっていたのか、考えるだけで恐ろしいな。カード作るってレベルじゃなかったかもしれない。

一時間半以上待たされるらしいのでその間に転出届を出そうとしたら「マイナンバーカードの交付が終わってからじゃないとマイナンバーカードが無効になってしまうので....」とのこと。すっかり忘れていた。
思い出しついでに1時間後に自宅に保険屋の人が来ることも思い出し、泣きながらLINEで予定時刻に間に合いそうにないことを伝えて時間を変えてもらった。その際も明日の夕方になったり今日の夕方になったりを繰り返して今日にしてもらった。どうしてこううまくいかないのか....どうして保険の人が来る1時間前に役所に来てしまうのか....どうして適合手術無しで変身することが出来たのか....

結果順当に1時間半ほどかかり交付と転出申請が終わった。長かった。おかげで聖なる怠け者の冒険を読み終えることが出来たが。
スケールが大きいのか小さいのか分からない、大”小冒険”みたいな感じが好きだったな。面白かった。
日記を書きだした頃は読んだ本全てについてもっと詳細に書いていたし何なら記事を別で作ったりしていたけど最近は時間や気力のなさ・言語化の消費カロリーの高さに負けてしまってざっくりとしか書けないな。悪くはないのだけど良くもない。出来ればもう少し詳細な感想を書きたいな。文筆の体力をつけねば....


ちょうど保険屋の人と約束した時間に帰宅し、手続きを進めた。5分もかからなかったが。この5分のためにどうしてこんなに慌てなくてはならないのか....自業自得なのだが。「マイナンバーカードの交付に時間がかかっちゃって」と伝えると引き気味だった。時間管理が下手ですいませんね。
ライフイベント的なアレで卓上時計が貰えるらしい。これで今よりちゃんと時間管理が出来ますね!ありがとう!!


「12モンキーズ」を観ました。めちゃくちゃ面白い。
MIBばっかり観ていたので最後にどうどんでん返しが来るのか身構えていたし少しワクワクしていたけど何も好転しないまま終わったので呆然としてしまった。硬派な方のSF作品だったのね。まぁMIBみたいにコミカルな雰囲気ではなかったが。

ウイルスが蔓延して人類の99%が死に、地下暮らしを余儀なくされている時代の囚人が恩赦と引き換えにタイム・トラベルをしてウイルスのルーツを探る話。
タイムトラベルものだと主人公が精神病患者扱いされるのはよくある(ドラえもんですらある)のだが、その描写が特に凄かった。恐らくその時代ではこのような扱いを受けていたのだろうとありありと感じる病棟や患者たちのパニックの様子が結構な時間をかけて描かれていた。面白かったけど若干圧倒された。なんかすげ~~~と思って。

タイムトラベルを「何度でもやり直しがきくチート」ではなくて「大局の内の一出来事」として捉えていたのが良かった。MIB3も過去に起きた事件を防ぐためにタイムトラベルをして実際に過去改変を成し遂げるのだが、12モンキーズでは主人公や周囲の人々が過去で取るすべての行動が予定調和になっており、過去も未来も変えることはできない。

こういう人間がいかに進歩しあがこうと到達できない領域があるように描かれるタイプのSFって結構好きだ。もともと予定説派なのも少しあるが、ご都合主義じゃ終わらせないぞという感じが渋くていいな。救いが無くてちょっと辛くなるけど。

あと主人公が銃撃されるシーンの回想が何度かあるのだけど、「イエスマン “YES”は人生のパスワードのポスターを後ろから見た感じだな...」という考えがちらついて少し笑ってしまった。らむ屋敷さんも少々。

最後に、主人公の病棟友達兼世話役を演じるブラピの演技が凄かったな。病棟一の問題児みたいな感じで感情が昂ると叫び暴れるのだけどそのイカレ具合が表情動き声色全部どれをとっても本当に演技かよという感じですごかった。
本当に凄いのでそこだけでも一見の価値がある。


明日は卒業式なのに夜更かしをしている。やめなさい。
流石に一時だし寝なくては。おやすみなさい。

今日はここまで。

ここから先は

0字

ネガマガ!

¥400 / 月 初月無料

通常の日記(無料)に加えて、あまり大っぴらに言うべきではないような事柄についての話を載せています。無料部分だけ見て頂ければ充分です。

助けてください。