何もない休み、最高だな...
タスクが何もないので、身の丈に合わないほどの自由を謳歌している。
いやあるんだけど。なんなら明後日までのが。

珍しく朝食を食べた。一日友人と出かけたんだけど、集合場所に速くつきすぎて時間が空いたので。こういう気まぐれも人間には必要。

板チョコ一枚、めちゃくちゃ多いな...
子供の頃こういうの喜んでぺろりと平らげてたけど、鼻血が出るんじゃないかとか心配だったし妙に体がブーストする感じがして苦しかったしそもそも量が多すぎてやっとこさ食べた...
これが...”老い”...？

駅がなんでか知らないけどワンピースの名言だらけになってる。なにこれ。
ワンピース途中までしか読んでないから普通に知らないセリフばっかり。
この後ろに書かれてる「道　ある！！」も何のことかわからない。

喫煙室に「…タバコの火ィ……！！！欲しかった……トコだ…………！！！」って書いてあったのはちょっと面白かった。入ると雷に打たれるのか？

ポテト再々々チャレンジ。三戦三勝中。レシートが黒いのはポテトの熱でバチバチに感熱しているからではなくて、映ってるとまずいかもしれないと思ってペイントで消してるから。
毎回あっさりなくなるんだけど、今日はなかなか減らなかった。途中で三回位「これ増えてない？」って言った。

流石に若干飽きてきたな...もう一月はポテト食べなくていいな。さようならロッテリアポテト2020。こんにちはロッテリアポテト2021。

ムーミンを見てきたぞ。
正直ムーミンは昔祖母の家のBSテレビでアニメを見たことがないでもないくらいの知識しかないんだけど、かなり楽しかった。
絵がめちゃくちゃ上手いな...
写実的というか、物や風景を再現する時は線の疎密や角度・重なりなんかを駆使してなんなら写真を変換したのかと思うくらいのクオリティで描かれていて、その風景の中にデフォルメされた絵柄のムーミン達がいるのがなんというか凄かった。
よくTwitterで写真の上にキャラを描いてあたかも実在しているように魅せているのを見るけど、それを一本のペンだけでやっているような感じ。絵の中には等しく線だけがあるのに、確かに現実と虚構が入り混じっていて、それは現実に対する違和感でもあるしキャラの実在性でもあった。

ひたすらに「すげ～」と思いながら見てた。そんな絵が無数にあるので段々と館内が現実なのかどうなのかもあやふやになってきて、自分をムーミンのいない世界に留めているのは昨日から収まらない心臓の痛みだけだった。
あの時私の心臓以外は全てムーミン谷にいた。

あと普通にキャラがかわいいね。なんかデカい枠一面に無限にニョロニョロが描かれている絵があって何故か笑ってしまった。

ムーミン、千と千尋の神隠しの坊に似てるな。ネズミにされてる時の。
公開年は遥かに千と千尋の神隠しが後なので、ムーミンに対して「千と千尋の神隠しの坊だ！」と思うのはムーミンも心外だろうが...
やっぱり意識してたりするんだろうか。そもそも記憶が捏造されてるだけで今見たら全く似てないかもしれないけど。

千と千尋の神隠しは昔からずっと好きで、小学校の頃は毎日見ないと落ち着かないくらいだった。本当に面白いんだよな....
子供の頃は湯屋の壮大さ絢爛さとか、ハクの神々しさに惹かれてたけど、今見たら全然違う発見とか感動があるだろうな。
なんかね、最初から最後まで空気がめちゃめちゃに澄んでていいのよ。千と千尋の神隠しは。あのドライで冷たく澄んだ空気感だからこそ湯屋の豪華さや世界の歪さが際立つし全部が心に突き刺さってくるんだ。

”千と千尋の神隠し” と ”のび太と鉄人兵団”(新旧両方)は最高なので絶対見てください。出来れば三回以上。許されるなら50~100回は見てほしい。となりのトトロもね。

のび太と鉄人兵団、あらすじだけ聴くと「のび太が拾ってきたロボが実は侵略をたくらむ宇宙人の偵察兵器で、その侵略を食い止めんとのび太たちが大量のロボ軍団と戦争をする」みたいなトンデモ話なんだけど(説明力が破綻しているだけの可能性もある)、切ないしアツいし最高なんですよね。
子供ながらに見て泣いたし、今見ても普通に泣くと思う。多分昔よりも。
年をとって観ると余計に刺さるんだな...ドラえもん映画って...
旧の方は千と千尋の神隠しと交互に無限リピートしてたな。

皆も観てみてね。おやすみなさい。

今日はここまで。