春の一人旅③(福島~栃木~群馬)
前回はこちら。
ホテルをチェックアウトする前にやることと言えば? そう、朝食バイキングですね。
一日の始まりは朝飯から。それがバイキングであればなおさら良い。これが真理!!!!!!!!!
普段朝飯ほとんど食べない習慣なんだけど、旅に出たら絶対朝飯をガッツリ食うことにしてるので、その分ガッツリ太って帰ってくることになる。ここで唐突にホテルの朝食バイキングに入ってたら嬉しいものランキングを発表しますね。今決めた。
言ってもあれよ? 1泊5000円~7000円くらいのビジネスホテルの話よ? そりゃ海鮮丼とかステーキとかあったら嬉しいけど、そういうリゾートホテルの話は今してないから!!
第三位 生卵
温泉卵でも可。でもゆで卵は違うんだよな。新鮮な卵で卵かけご飯ができれば、おかず部分が多少貧弱でも許せる。贅沢を言えば美味しい漬物もあるといいな……あ、海苔も……
第二位 牛乳
朝はやっぱり牛乳でしょ。あったら必ず2杯は飲む。牛乳は他の飲料と違って冷やし続ける必要があるからか、バイキングにある確率は50%くらいだと思う。地元の牛乳を出してるとなお良い。
第一位 カレー
結局これなんだよな~~~! イチローもやってた朝カレーだ。バイキングにある確率は40%くらいかな? 昔よりは増えている気がするが、それでもないところの方が多いので、あると嬉しい。というか、ホテルを予約する段階で朝食バイキングにカレーがあるかどうかは必ずチェックしているし、なんならそれが理由でホテルを決めることもある。
ただ、明らかに業務用で具材もほとんどない、「カレーの定義をギリギリで満たしたカレー」だと、期待が大きい分めちゃくちゃガッカリすることになるので、常にギャンブルではある。たいてい負けるのだが、稀に異常に美味いカレーを出すホテルがあって、やめられないんだ。
さて、満腹になったところで出発いたしますよ。東北自動車道を南下だ。この旅も折り返しに入り、もう既に寂しさが出てきている。旅は出発した瞬間が一番楽しくて、あとはいかに寂しさを紛らわして気分を保つかという勝負になってくる。
当初の予定ではどっかのサービスエリアで昼食にしようかと思ってたけど、朝食がまだまだ腹の中に健在だし、福島の友人にもらったイチゴもあるしでなんかあまり食べる気分にならないな。というか、冷蔵庫もない旅の途中にイチゴを持たすのってどうなん? しかも1個2個じゃない1パックよ? 俺一人でこのイチゴの量を食うのは人生で初めてかもしれん。いや、気持ちは嬉しいしイチゴは美味しかったんだけども。。。
というわけで、適当なパンを買って次の目的地にさっさと行ってしまい、駐車場の車内で昼飯(パンとイチゴ)を食うことにした。水分でもうお腹いっぱいだよ。
次の目的地というのは……
ここ……エッ!? どこ!? 誰!?
アッ! この想像で描かれたゾウは……!(これでわかる人は少ないだろ)
ニッコートーショーグーでした。このマグネットよくない? たぶんこういう土産物は3年で1個くらいしか売れないんだろうな。ゲキシブ。
三猿が有名なんだけど、そのことを思い出したのは既に観終わった後でした。どこにいたの!? 全然わからんかった。皆の心の中にいてくれよ。
せっかく来たんだしと宝物館のほうも見学した。もう2度とくることはなかろうと思っているのでしっかり見ておかないとね。まあ、三猿は見れていないわけですが……。
この宝物館は良かったな。当たり前だけど現物がたくさん展示してあって、その本物としか言いようのない質感を見ながら過去に思いを馳せるとなんだか感動してしまう。徳川家康とか、歴史としてしか認識していなかった人々が確かにこの世に実在していたことを実感する。こういう感覚はバーチャルでは絶対に味わえない。
旅に出る理由もそれかもしれないな。ただ見たいだけなら写真や動画でいいし、ご当地グルメもたいがいは取り寄せできる時代において、やっぱりその場所でしか味わえない感覚がある。今後バーチャルの技術がいかに発展しようとも、感覚というのは個人の経験に基づいてそれぞれ違う要因から想起されるものだから、トレースすることはできない。
そんなことを思いながらさらに南下、群馬県に突入した。人生初の群馬県。そこそこ便利な場所にホテルを取ってあるんだ。
エッ!? なんじゃこの部屋!? フローリングに布団が直敷きされている!! 世の中にはまだまだ知らないホテルがたくさんあるね。
晩飯はひもかわうどんを食うと決めていたんだけど、どうも有名店は定休日だったり営業時間外だったりで行けなさそうだし、車を出すのも面倒だったから、ホテルの1階にあるレストランで済ますことにした。
なんだっけなこれ。鴨つけだっけ。まあとにかく温かい汁にこのでかい麺……麺かこれ?をつけて食べる。
うまい。うまいんだけど、どうしても「これ、切ったら普通のうどんだよな…」「切らない分手間がかかってないだけのうどんだよな…」という思いがぬぐえない。なんかこの……この形状であることの特別な良さ、特にないな。
さて、残りは写真もツイートも少なくて薄い内容のため、2日分を次回でまとめて終了となります。お楽しみに~
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