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山登り人生vol10初めてのボッカ訓練

21歳。

山岳会に入会して3ケ月目。
初めての春山合宿に向けてボッカ訓練が計画された。
20~30㎏のザックを背負っての訓練です。
当時はアタックザックはなく、横長のキスリングでした。
合宿参加者は必須の山行でした。
20∼30代の頃は、
野岳縦走と銘打ったこの訓練は合宿前には必ず計画されました。
40代、平成になると多良山系への山行も減り、
この縦走も45歳時、平成6年3月にカモシカ山行と銘打って夜間に縦走したのが最後です。
タイトル写真は、野岳湖近くの鉢巻山から見た縦走コースの郡岳と右側遠くに経ケ岳が見えます。2022年12月撮影。

それでは、初めてのボッカの記録です。山日記より。
本番を前に一部区間を試走しています。
当時の写真はありません。

No11多良山系縦走

昭和45年3月7~8日 Sと私
7日 佐世保21:00⇒22:25八丁杉22:45→23:45金泉寺(泊)
8日 出発8:30→9:40五家原岳10:00→金泉寺11:15→中山越11:55→平谷越12:40→12:55経ケ岳14:10→釜伏山15:00→つげ尾16:30→黒木17:35→八丁杉18:05⇒S宅⇒20:35自宅 

2,022年4月時

7日19時に多良行を決めてS宅に直行し黒木に向かう。
月が出て明るい。汗一つかかず金泉寺にあっと言う間に到着する。

8日、休憩の取り方が良くない。金泉寺での昼食は経ケ岳に変更。
笹岳で休むつもりであったが、先を急ぐ。
水場附近、空腹と飛ばしすぎでバテる。
経ケ岳でラーメンの昼食。
次の連休のボッカの下見で釜伏山まで進む。
つげ尾・岩屋間に黒木方面への道が地図に記されているが道はない。
釜伏山の先まで行ったが判らずつげ尾に戻る。
探した道がないと、戻りが長く感じる。
黒木に下りバス停に荷物を置いて、車を取りに八丁杉へ戻った。

2,022年4月時の釜伏山

No12野岳∼経ケ岳縦走(ボッカ訓練)

昭和45年3月20~22日
A班(全コース):私ほか11名
B班(岩屋越から合流):6名
C班(岩屋越から下山):会長
初めてのボッカ訓練。22日は思わぬ大雪に予定変更。

2022年4月経ケ岳山頂より郡岳方面を望む。

20日、佐世保17:15⇒野岳。Sの親戚に車は回送してもらう。
ヒュッテには会長ほか数名が先に着いていて夕食を摂っていた。後から職域山岳部のメンバーがやって来た。
非常食、食事を個人別、食事別に区分する。
 
21日A班。
起床4:30 朝食に手間が掛かる。
野岳湖ヒュッテ6:20→坊岩7:50(ここまで多少疲れる)→郡岳8:20→遠目越8:45→遠目山9:25(休憩毎に間食するよう指導を受ける)→春日越9:50→

2017年6月時の春日越

→(B班の声が聞こえる。到着しているようだ。会長は岩屋に下山)→10:40岩屋越11:15(昼食・予定を1時間ほど短縮)→

2017年6月時の岩屋越

→釜伏山12:15(間食)→13:50経ケ岳(記念写真)14:15
→中山越15:00(看護学院のリュックがデポしてあり注意のため前田・千々和が残る)→八丁杉15:40(幕営)
 
22日起床4:00 
B班食事に手間取る。
早朝は雨であったが雪に変わり、あっと言う間に3cm程積もる。
中山越に再び登り金泉寺・五家原岳・大花山・鳥甲山・田下の予定を変更して、数名で金泉寺に登る。
金泉寺附近は積雪10cm程。
Tさんが新人ばかり座禅岩まで案内する。
出発8:00→9:15金泉寺9:50→多良岳10:15→座禅岩10:50→11:20金泉寺13:00(昼食)→13:40八丁杉

金泉寺。当時の写真。

53年前の会の山行。
大勢参加したものだ。
会の活動が一番充実していた気もする。
記録を読み返すとボヤットだが、思い出す部分もある。
全て初めてのことが続きました。

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