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1115㎞一人歩き四国遍路の旅17日目

2017年4月26日(雨) 34番種間寺から再出発。

息子との遍路二日目も雨。息子は野宿を期待?しての遍路だったようですが、昨日はホテル、今日は国民宿舎泊まりとなりました。35番清瀧寺、26番青龍寺を参拝し歩いた遍路道は23.7㎞、累計387㎞となりました。

35番札所 医王山 鏡池院 清瀧寺

本尊:薬師如来 開基:行基菩薩
宗派:真言宗豊山派
地面から清水が瀧のように湧き出て鏡のような池が出来たということから、この寺号、院号になったとか。

高知県立総合運動公園内のホテルSPはるので朝食を済ませ、ホテル側の好意により34番種間寺まで送っていただきました。

種間寺から5㎞程で仁淀川を渡り土佐市に入ります。今日も雨模様です。

高速道路高架下からはまた戻って来るのでザックを置いて登りました。

仁王門
本堂、その左は約15mの厄除け薬師如来像、その奥は大師堂

塚地遍路道の峠越え

35番清瀧寺から下って高架下に戻り土佐市役所付近の街並みに入ってからが遍路道案内を完全に見失ってしまった。雨も降り地図をゆっくり読めないし、この地図が方位が統一されていないのです。地図は上が北となっているのが普通ですが、この地図本は誌面の関係でバラバラなのです。

どうにか県道39号線に入り土佐遍路道(塚地峠口)に着きました。峠まで標高差150m程の峠路です。

真っ直ぐトンネルを抜けると近いのですが遍路道に拘り山道へ。
山道スタート地の休憩所
塚地峠、ここから宇佐湾に向け下ります。

36番札所 独鈷山 伊舎那院 青龍寺

本尊:波切不動明王(伝弘法大師作) 開基:弘法大師
宗派:真言宗豊山派
第68代横綱「朝青龍」の由来のお寺としても有名です。「朝青龍明徳」は青龍寺と相撲留学した明徳義塾高校の名がつけられたのは面白い。

山門
横綱朝青龍はこの石段で足腰を鍛えたとか
本堂

雨も止みそうになく国民宿舎土佐(山の上)に泊まることにしました。お寺入口まで迎えに来てくれました。

昨夜のホテルは時間も遅く夕食なしでしたが、今夜は国民宿舎の夕食をいただき親子で乾杯です。もう明日は息子とはお別れです。雨にたたられた二日間の親子遍路でした。

国民宿舎からの土佐湾の眺め
土佐湾に夕陽が沈みます。

次回18日目は息子と別れ須崎市に入り中土佐町までを投稿予定です。


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