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一等三角点巡り㏌よっちゃん標高ベスト3

前書き

九州本土標高500ⅿ以上の一等三角点62点の踏破記録の投稿予定していますが、その序章として全国のお話です。
因みに全国には973点に設置されています。

前回一等三角点百名山を紹介しましたので、今回は全国標高順ベスト3を紹介します。Noは山行ナンバーで1969年9月23日からの通し番号です。

参考にしたのは一等三角点研究会著書「一等三角点全国ガイド」です。
一等三角点とは何かの疑問は、国土地理院HP「一等三角点を散歩する」を参照すると分かります。

一位赤石岳

標高3,120.06m 南アルプスの山で平成16年8月に一度登っています。  国土地理院HPを紹介します。

『最高標高の一等三角点「赤石岳」長野県下伊那郡大鹿村
北緯 35度 27分 29秒
東経 138度 9分 38秒
最高標高一等三角点は、富士山でも北岳でもなく「赤石岳」です。    それは、一等三角点が山の高さを測量するためではなく、あくまでも地図作成と今後の測量を目的としたからです。
一等三角測量は、近代的な地図を作るためにスタートしました。したがって、測量を始めた当初は正確な地図は「伊能図」しかなかったといってもよいと思います。
三角点の名前は、確かな地図も持たないで調査・測量した技術者がつけました。そのため、地元からの聞き取りなどでつけた山の名前の位置や文字が、間違っていたこともあります。
特に、日本アルプスなどの深山などでは、情報も少なく苦労したものと思います。三角点の名称と、山の名称が異なる例としては、「前穂高岳」につけられた一等三角点「穂高岳」、「西穂高岳」につけられた三等三角点「前穂高」が有名です。』・・・と記してありました。

赤石三山地図

No795南ア荒川三山~赤石岳 平成16年8月11~15日 2名              12日 相良牧乃原IC5:00⇒さわら島10:30→駒鳥池→16:20千枚小屋
13日 千枚岳→悪沢岳→荒川小屋→赤石岳→赤石小屋
14日 小屋→さわら島⇒寸又峡⇒静岡IC⇒
15日 12:00佐世保

タイトル写真は2016年8月聖岳から見た赤石岳です。次の写真は平成16年時千枚岳登り途中からのものです。

赤石三山 (9)

赤石岳は日本百名山であり73座目として登りました。今、「日本百名山㏌よっちゃん」投稿を続けております。まだ43座目までで先になりますが投稿予定です。

二位穂高岳

穂高岳(山名:前穂高岳)3,090.23m 前穂高岳には昭和57年、平成14年に登っています。

長野県松本市安曇上高地4468番地
北緯36度16分55秒
東経 137度39分38秒

前穂高岳地図

「日本百名山㏌よっちゃん5座目奥穂高岳」で昨年12月20日投稿しています。ここで勘違いに気づきました。深田久弥が選定したのは「穂高岳」でその一部の「奥穂高岳」のみではなかったのです。

同図書のなかで「・・・明治の末年頃から、日本山岳会の先輩たちが相ついで登り、それまで一括して穂高と呼ばれていた岩峰群に、北穂高、奥穂高、涸沢岳、前穂高、西穂高、明神岳という風に、それぞれの名称が与えられるようになった。その最高峰は奥穂であってわが国第三位である。・・・」と記しています。

穂高岳踏破は、「5座目奥穂高岳」だけでなく西穂に登った49年、前穂に登った昭和57年も含めたものが踏破になるかもしれません。まあ良しとしましょう。

No331前穂高岳奥又白合宿 昭和57年8月10∼16日 10名
10日 佐世保 11日徳沢入り  12日奥又白にBC設置
 13日北尾根→前穂高岳→A沢→BC
14日四峰、北条・新村ルート登攀
15日BC撤収  16日佐世保

前穂山頂

No738南アルプスから北アルプスへ 平成14年8月11~18日 2名
8月12~14北岳∼間の岳∼農鳥岳と縦走し
15日 上高地(小梨平)休養
16日 小梨平5:00→岳沢ヒュッテ7:30→紀美子平10:30→前穂高岳11:30→奥穂高岳→穂高山荘キャンプ指定地 
17日 出発5:30→涸沢小屋→横尾山荘→徳沢園→11:35上高地⇒沢渡
18日 佐世保

前穂高岳 (3)
前穂高岳 (1)

三位御岳山

標高3,063.41m 平成7年5月6日に一度登っています

緯度 : 35度27分40秒.3442
経度 : 138度09分26秒.4903

No604伊吹山・荒島山・木曽御嶽山 平成7年5月2∼7日 3名
「日本百名山㏌よっちゃん46座目木曽御嶽山」で今月中に投稿予定です。

次回の切口は、一等三角点百名山の踏破記録か九州地区か思案中です。

皆さんのアクセスをお待ちしています。

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