2016年、ふたつの実験の報告

今までは、1月を区切りにふりかえったり、目標を決めたりすることは一切なかったのだけど、2016年は、はじめて「これをやる」と決めてスタートした。

決めたことはたったふたつで

「1年間noteに文章を書く」「素直になる」だった。

まず、「1年間noteに文章を書く」は、無事に続けることができた。なんのために書くか、誰に向けて書くか、その先にどうするか、などを考えずに、ただ1年続けると決めて、自分でもどうなるかわからないまま書いてみた。

そもそもなぜ書こうとしたのかというと、自分のなかのものを外に出したいという思いからだった。会社を辞めるときや、何かを決めるときに、その都度考えて答えを出してきたけれど、年齢や経験を重ね、考える要素が複雑になってきたので、整理したかったのがひとつ。

また、入ってくる情報が多くなってくると、もともと自分の中にある考えがアップデートされていくのだけど、新しい考えで上書きしないで大事にしたい古いものもあるよな、でもこのままだと古い順に腐ってしまうな と思ったのがひとつあった。

そして書いてみた結果、まず、たくさんのおもしろい人に出会った。誰かに向けて書いたわけでもなく、何がおもしろいかもわからずに、自分のことをただ書いたものが、どういうわけか誰かに届いて、おもしろがってもらえたりした。

わたしはいつも、会いたいと思っていた人に会えたときに話すことがないなら、一方的に会いたいだけなら、会わない方がいいと思っていた。だけど、わたしが書くことで自己紹介が済んでいて、そのうえで会いたいと言ってくれる人がいたことは、ほんとうにうれしかったし、会ったときにも話がはやくて、とてもおもしろかった。

こんなおもしろいことがあるなんて、知らなかったな。書いてみてほんとうによかった。

書いたことで知り合ったたくさんのひとたちによって、わたしに新たな枝葉がうまれた。それが、来年以降も続いて育っていくのが楽しみだ。


もうひとつ「素直になる」については、以前にも何度か書いた。


両親に愛された育ちのよい、素直で明るい女の子というのは最強だけど、それは努力では手に入らないとわかっていた。だけど、オトナになってからも、あたまをつかって考え方ひとつで素直になれると信じて、実験すると決めた。(実験の宣言より)

「呼ばれていないし」「迷惑かもしれないし」と、ひとに関わることに躊躇して、いつも愛情の行き先を見失ってしまうけれど、それは受けとった相手が決めることで、わたしが決めることではない。そう言い聞かせて、まずは相手に「わたしはあなたに関わりたい」と伝えることが必要だ。愛なら、あるのだ。(中間報告より)


とにかく意思決定で「素直に」「正直に」を選択すると決めて、いつもなら遠慮したり照れたりして言わないことも、どんな相手にもちゃんと伝えるようにした。ただ、慣れていないので、ヤケクソのように暴投したり、ヘタすると当たり屋のようになっていたこともあったと思う。

この実験で、それまでいかに自分が(謙遜ということにして)ひねくれていたかがわかった。ただ、素直になったからといって、もちろんなにもかもがうまくいくわけではない。だけど、素直になった場合、その結果がいいものじゃなかったときに、「自分がわるかったんだ」と自分を責める気持ちがない。それまでは「きっと迷惑だよね」と思っていると、結果がよくなかったときに「やっぱりそうだった」と自分を責めることが多かった。

「正直に」というのは、思ったことをなんでもかんでも言うということではない。では、素直になるということはどんな作業だったのかと思い返すと、当たり前だけど、まずは自分がほんとうにどう思っているかを知ること。それから、伝えた相手がどう受けとるか、どんな反応か、そのまるごとを受け入れるということ。自分のことばや態度に対して相手がどう思うかは、わたしが決めることではない。まず自分が先に出すということは、相手を信用していないとできないことだった。

「素直に正直になる」ことと「相手を信じる」ことは、セットだった。これは、わたしの中ですごく大きな発見だった。

そして、正直になることと書くことはつながっていて、考えや気持ちと、書くことと、本人(行動)の3つが、なるべく近くあるようにと思って書いていた。書いていたら、自分の考えはもういいようるさいよ、っていうくらいよくわかった。何を書いていても大体同じことを言っているし、自分を掘り下げるだけでは行き止まりだなと思った。

そして、自分のことはもうよくわかったから、その強みを誰かのためにつかいたいと思うようになった。自分を活かして他人を伸ばしたいと。それはまさに「相手を信じる」ということとつながっていた。


わたしが今年やると決めた「1年間文章を書くこと」と「素直になること」は、まったく関係ないふたつのように見えて、1年間終わってみたら、ぜんぶつながっていた。つながったら、何をすべきかが明確にくっきり見えたので、2017年は何をするかがもう決まっている。楽しみしかない。

無理矢理じぶんに課した苦手なことも、習慣になれば味方になる。こうやって習慣で1年間をじぶんでつくることができたということは、人生も、意思決定と習慣でつくれるのかもしれないな。

2016年、ひとことで言うと「あーおもしろかった!」だ。
そして、1年間読んでくれたみなさまには超ありがとうという気持ちです。

よいお年を!!(年内に間に合った!)


2016.12.31
サクちゃん

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