シングルマザーのクッキー屋の話【こどもとわたしのこと③】

あーちんが小学生になってはじめての夏休み。
小学生の夏休みは40日間ほどあるのに対して、私(当時会社員)の夏休みはわずか3日間。ラジオ体操にプールなどやることはあれど、どう考えてもヒマだ。そして彼女には学校の外で遊ぶような友達がいなかった。

幼稚園や保育園での人間関係をそのまま持ち越している子供たちとマンツーマン主義のあーちんはすれ違い、そのころ彼女はよく「子供は誤解が多くてひとの話をあまり聞かないから大変だー」と言っていた。
なかなか同じ目線にはなれないのもわかるので、少ない人数のなかで仲良い友達ができなくても気にするな と言ってはいたのだけど、とにかくそれはそれはヒマそうだった。

ヒマを持て余すあーちんと、夏は仕事が少なく忙しくないのに会社員だからもちろん勝手には休めない私。
これではダメだと危機感を感じた私は考えた。
「どうしたら夏休みにあーちんと一緒にたくさん遊べるか」
「どうしたらあーちんが気が合う人と出会えるか」

その結果出した答えは
「わたしが自分の時間を自由に使えるようになること」
「あーちんの居場所を学校の外にもつくること」
そのどちらも、わたしが当時の会社員のままでは叶えられないと思ったので、とりあえず会社を辞めることにした。

「大きくなったらなにになるか?」と、このふたつの課題があったので考えるべきことが絞られて、夢や希望ではなく、目標でもなく、行動に直結した計画になったことがとてもうれしくてワクワクしたことをおぼえている。

ぼんやりとした広い荒野から道をつくるのにわたしに必要だったのは、夢や希望ではなくてコンプレックスや問題点を見出すことだった。


長くなってきたので・・・初回はこちらです。

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シングルマザーのクッキー屋の話

シングルマザーの貧困や苦労話じゃなくて、こうやって楽しくやってきたよという希望の話。
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