バラ肉はなぜバラ肉というの? スペイン語ではなんというの?
豚肉の部位名を正しく知っていますか?
正しく知らなくても、日本で暮らしている限り、さほど困りません。なぜなら、日常生活では、パックしたものを買うことが多いですし、そもそも部位名として正しく言えていたら、会話は滞りなく進みます。
でも、お店で売っているバラ肉が、なぜバラ肉と呼ばれているのか、間違って認識している人の数が実際どのくらいいるのかは、統計がとりづらいです。
実際、私は、バラ肉=バラバラの状態の肉と思っていました。いわゆる、細切れ肉や薄切り肉と同列の名称だと思っていたのです。
困惑したのは、海外で暮らすようになってからです。
Cookpadを見て、材料にバラ肉200gとか書いてあっても、現地のスーパーで具体的に何を買っていいのか分からない状態になってしまいました。
「バラバラのどこの肉が必要なの?」(←質問がすでにトンチンカン)
料理好きでない人(肉の知識がない人)が海外に行って、いざ料理することになってから困るポイントととしては、あるあるだと思います。
バラ肉とはあばら肉の「あ」が抜けてのバラ肉なのだそうです。(最初から、「あ」をつけたままで良かったよ・・・。紛らわしい!)
そう、バラ肉は、バラバラの肉では決してないです。でも、誤解していても、ほぼ訂正してもらえる可能性はないです。(一定数の日本人はきっと誤解しているし、誤解したまま一生を終える人ももいるはず。)
つまり、バラ肉は、意味を誤解されやすい部位、ナンバーワンといっても過言ではないでしょう!
せっかくなので、スペイン語で豚肉の部位をそれぞれなんというのかをちゃんと確認しておきましょう。
あばら骨の近くの肉で、骨が付いていればCostillaです。これは、いわゆるスペアリブ。
おなかの部分であるわきバラだとPancetaとなります。肩バラだと、Paletaとなる模様。
最初の図にスペイン語を当てはめるとこうなりました。
肩ロースが、Cabeza de lomo で合っているのかは微妙なのですが、位置的にはあり得るかなぁ、という感じです。(もとの図もシンプルですし。汗)
これは、スペインのスペイン語ですが、ほかのスペイン語圏でもそうは違わないはず。
ご参考まで。
次に読むのにおすすめな関連記事↓↓↓
【スキを押すと次回の記事の予告が見れるときがあります!押してみてね♪】 かつての毎日投稿は中断中でいまはぼちぼち更新:日本時間の19時ごろ(スペイン時間の12時ごろ) 頂いたサポートはnoteの有料記事の購入に使わせていただきます。