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黄花風鈴木が満開❣️

黄鐘木という別名もある[黄花風鈴木]が、今台湾では目を楽しませています!
この花はブラジルの国花だそうです。メキシコや中央アメリカ、南アメリカなどにも自生するという、暖かい地域の花なのですね。

旧正月が過ぎて間もない時期から咲き始める台湾の濃いピンクの寒桜が終わり、
今は鮮やかな黄色い[黄花風鈴木]が青空に映えています。
3月の初めから中旬あたりに華やかに彩りを添えるのがこの[黄花風鈴木]、台湾では有名な美しい並木の名所も何か所あり人々が花見を楽しんでいる様子が伝わってきます。

花が大好きな台湾の友人たちが、季節季節の花の情報をSNSで盛んに交換し合っています。

我が家の隣や、散歩道脇の家の庭などにもこの黄花風鈴木が咲きほこり、遠くへ出かけずとも愛でることができるのが嬉しいです❣️

数センチの大きさの花が寄せ集まって咲き、とても華やかです。
柔らかな花びらで、桜などと同様、一気に咲いて、雨や風に打たれるとすぐに終わってしまう儚さもあります。

雨に打たれて散り始めた黄花風鈴木の花



亜熱帯気候の台湾では日本では見ることのなかったような花と出会うことがたびたびです。

これまでに私が出会った珍しい花たちをいくつかアップしてみたいと思います。


[5月の雪(アブラギリ)]

桜や黄花風鈴木同様、たくさんの花が一斉に咲いて賑わう花があります。
台湾で[5月の雪]と言われるアブラギリの花が満開の時は、山々の緑の中に白い花がこんもりと映えて見事です!

日本台北交流協会の機関紙にも取り上げられた記事がありました。

小高い山辺りで目を楽しませます。

私の散歩道から山手を撮った
5月の雪[アブラギリの花]
道に散り注いだ白い花が
雪のよう


[風箱樹]
種名はベローズツリー

私がこの花を見たのは、以前住んでいた五結郷にある冬山親水公園の散歩道の河の端に架かる木道脇の一本でした

黄緑色の蕾からピンポン玉くらいの真っ白い花に毎日変化していく様子が見られてその可愛いさまに感動しました❣️

この木のことを調べてみると

昔は堤防を安定させるために小川の土の堤防の端に植えていたそうです。
草食動物や昆虫の生息地ともなり、また、水路の魚や両生類を保護する役割りもなあるとのこと。
近年、堤防工事などにより植物の数は急激に減少し、宜蘭県羅東に数えるほどしか残っていないとか。
五結郷の52甲湿地に主にあるようです。

下記に状況が詳しく書かれています。ご興味のある方はご覧になってみてください。(日本語に翻訳されたものも出てくるようです)


次に

[穂花棋盤腳]

日本でも奄美大島以南にあり、[サガリバナ]という名称ということ。

穂花棋盤腳の説明板

私がこの花のことを知ったのは、宜蘭県で毎年開催される[緑色博覧会]というのに4年ほど前に行った時のこと。
場所は[冬山河生態緑舟]という所で、5月だったので花は咲いていませんでしたが、川沿いの案内板に説明があり、その時に撮ったのが上の写真です。
ちなみに、その時に[風箱樹]の案内板も目にして写真を撮りました。

風箱樹の説明板


その後、私は毎朝のウォーキングをしていたのがこの河の下流にある[冬山河親水公園]という所。
それぞれ花の時期は少し違いましたが、この二つの花をタイミングよく見ることができたのです!

何と!この二つの花の木は木道脇に並ぶように立っていました。
毎日のようにその変化を身近に見ることができました。

これは穂花棋盤腳の木
この木の隣に風箱樹の木が並んでいます
濃厚な香りを放っている
 穂花棋盤腳

この木のある所は雨で少し水かさが増えると河の水が常に入って来るような所に生えています。
まさに水性植物なのですね。

珍しい花と出会う機会の多い台湾での日々、まだまだいろいろ紹介したいですがまた次の機会に💗


日本でいつも出会っていた花に出会った時は何とも言えない懐かしさを覚えたりもしています❣️

大きなセンダンの木が満開!
芳しい香り!懐かしい香り!
道端で母子草を見つけた時は
とても嬉しくなりました!
思わずパチリ!




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