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福岡ツーリングアルバム 2日目


4/4、今日は曇りです。
九州ツーリング最終日。

毎日食べてたホテルの朝食バイキング
世間は端午の節句なのね
こんな空



今日もはるかさんと。



はるかさんも記事を書いてくれています!


今日は一緒にツーリング。
車とバイクで走ります。


『重い荷物、車に積むよ!』
はるかさんが声をかけてくれました。

有り難い。

後ろの荷物がなければ
リュックを後ろに結えるので助かります。

肩が痛く、リュックを背負うのが
辛くなっていたから。

「ありがとう!」



身軽な姿でバイクに乗り…

「ちょっとガソリン入れてくるねー」

1人でスタンドに行き
『これから平尾台?いいですねー』
とスタッフさんに笑顔で褒められました。

女の人だったんだけど、バイクに乗るのかな?

『ツーリングですか?』と声をかけられ
嬉しくなって少し話しちゃいました。


ホテルに戻る幹線道路のあまりの渋滞に辟易し
「これは車と一緒に走るの大変だな」と。

そう覚悟したはずなのに…
さすがドライブ好きのはるかさん。

選ぶルートが最高です!

大好きな麦畑

麦畑。好きなんですよ。
葉っぱの青が濃く、しなやかで強い。

稲とは違うたくましさを感じます。


さて、今日の目的は2つ。

・陶芸を見ること
・平尾台に行くこと

この2つを叶えるべく
はるかさんがとっておきのルートを
考えてくれました。

まずは、ここ。

山が雲におおわれて…ここはどこかな?
せきとめた側 まだ新しい
せきとめられた側 水の高低差が面白い



小石原川ダム

ここは、新しいダム。
(2021年10月から運用開始)

こういう建造物、大好き!
なんだかワクワクしてしまう。

ダムと言えば、てっぺんの道。
どんな感じかな?

ダム道!!


向こうには何もないらしく、渡らなかったのですが
ウキウキ大興奮のダム見学でした。


雨が降りそうだな

雲行きが怪しく、かつ寒くなってきたので
カッパを着ます。

昨日、靴が濡れて往生したので
今日は靴カバーもしっかり装着。

走り出してすぐ、ポツポツと。

予感が的中したな。

旅先は、自然との対話が大切。

風に含まれる湿気の度合いで
雨が近いかどうかがわかります。

カッパ、あったかい。。


カッパは雨具ですが、防寒具でもあり。

レッグウォーマー、ネックウォーマーも装着。寒くて震えそうだったのでホッとしました。


峠道は、わたしが前を走り
次に向かったのはこちら。

道の駅 小石原
ごまうどん



うどんがかためでモチモチしてる!
あったかくて生き返る!!

ごまがもったいなくて
ひと粒残さず食べ切ってしまいました。笑


次は、おまちかねの陶芸を。

道の駅に併設
窯元ごとに展示販売
小石原焼

この模様が特徴だそうで。
初めて見る模様に興味津々。

特に気に入ったのが、こちら。

スープカフェで使いたい
大好きなもみじの器
伝統の中に新しさがあり


器を買いたくなってしまい…

最も危険な方法で持ち帰ることになるなと。
(バイクに積んで帰る。。)

やっぱり無理だなと泣く泣く諦めました。


気になる窯元が道の駅の向かいにあったので
初の窯元見学!!

海外のお客さんを意識した器に
「ここにも遠くから来るんだな」と
旅の面白さをしみじみ感じたのでした。


そうこうして、外に出たら…

雲の中


これは前が見えなくなるかも

不安になり、はるかさんに先導してもらうことに。

案の定視界が白くなり、前がよく見えず
はるかさんの車の後ろについて走ります。


山を降りると気温が上がり
体をおおう空気が暖かくなりました。

幹線道路がずっと続き…

単調な道、車の後ろ、暖かい空気

と三拍子そろったら。。。

そう。眠くなっちゃいました。
うとうとしながら、次の道の駅を目指し…

道の駅 香春(かわら)へ。

眠くてこのあたり記憶が曖昧。
写真も撮ってない。笑

「後ろのトラックがやたら近づいてきてたよね」
ってはるかさんと話したことだけ覚えてる。。


よし!眠気を飛ばして…出発だ。

バイクのところに行ったら、隣に可愛い旅仲間が。

えっ!?
バイクのサイドカーにわんちゃん!?



初めて見ました。サイドカーに犬。

ゴーグルつけてる!!

「嫌がらないんですか?」

『つけてる方が目が痛くないみたいで』

飼い主さんにお願いして
写真を撮らせてもらいました。

「走ってる時、立ち上がらないんですか?」

『大人しく座ってますね!』

犬とツーリングできる!?
でも、うちの犬おとなしく座ってるかな?


「このわんちゃん、えらいなぁ」と感心。

同じタイミングで出発。
わんちゃんは右、わたしたちは左へ。

バイバイ!!

いよいよ、平尾台へ。
峠道なので、また前を走ります。



実は、はるかさん。
運転がとても上手いんです。

峠道で普通についてくるんです。バイクに。
峠道でついてくる車はそうそういないんです。

速っ!!

レースをやっていた性なんでしょうか。
ついてきたら、離したくなるんです。笑

で「次は本気出そう」って。
(なんの本気なんだか🤣)

念願の峠道に入ったら
路面状態が悪くて悪くて。

濡れてるし
路面荒れてるし
落ち葉溜まってるし…

(ダムのあたりの道が新しかったので
余計そう思うのかもしれないのですが)
平尾台は有名な場所だと思うので
整備されていないのは、とても残念でした。

それでも走りましたけど。笑


「上でお茶しよう」って約束して
上まで来たけど、約束のお店はなくて。

他も閉まってたりやめてたりで全くなく。
路肩に停まって、すぐに来たはるかさんと
ヘルメット越しに話して。

あるところで左折し
路地に入っていきました。


その先には、驚くような景色が広がってました。

さっきまでの世界とは違う
人のいない世界
天気も相まって異世界のよう


広大な景色。
無機質な世界。

どうやって、ここができたんだろう。

ゴロゴロとした石。
木のほとんどない高原。

石の見え方が不思議
荒涼とした世界
長く人の手が入っていないような

はるかさんは『来ないなぁ』と
心配していたことでしょう。

走っては停まり、写真を撮り
また走っては停まり、写真を撮っていました。


ここは、平尾台。
noteで見かけて来たかったところ。

奥の駐車スペース近く
今、走って来た道
石が羊の群れに見えるそう


晴れたらどんな感じだったのかな?


平尾台
来てみたかったところ。

こうして来ることができました。
はるかさん、ありがとう!


はるかさんとお別れの時間がやって来て…

なんだか寂しくなってしまいました。


車に積んでもらっていた荷物を
バイクの後ろにしっかり結い付け
忘れ物がないかしっかりチェックします。


『またね』

「うん。またね」

『…わたしも行橋側に降りていくよ』


ここで別れるはずだったけど
はるかさんが下りるまで一緒に走ってくれる。

そう思うだけでホッとして
元気が出ました。

これで九州ツーリングは終わるんだ。

そう思うと、帰りもまたゆっくり走って
じっくり目に焼き付けて平尾台を後にしました。

最後に撮った写真


行橋側の道路は路面が新しく
(要らないのにペイントまで丁寧に入れてあって)
走るには楽しい道でした。

九州の峠道は最後だな。
はるかさんと走るのも、もう最後なんだ。

そう思うと、ひとカーブひとカーブが名残惜しくて
丁寧に走りました。


最後の交差点。

はるかさんと別れる交差点が見えて
わたしが左折、はるかさんは直進で。

曲がりながら大きく手を振りました。

はるかさんもこっちを見ながら
笑顔で手を振ってくれて。

その後、前を見たら
なぜか違う景色に見えました。

ここから、またソロツーリングなんだ。

1人で走る心細さと
1人で切り開いていく期待感と。

行きたいところには全て行けた満足感と
はるかさんへの感謝で胸いっぱいになりながら

家に帰るまでがツーリング

心引き締めて、走り出しました。


結局、交差点いくつ目かで
さっそく曲がり角がわからなくなり停車。

しっかり距離を調べて再発進。
フェリーまで時間があったので
下道で新門司まで走りました。

なるべく県道を選びながら
ようやくフェリー乗り場へ。

気づくと、お日様が顔を出していました。

夕陽が雲の中に隠れる瞬間
空は青空に


持って来ていたウエスで
バイクの汚れを隅々まで拭き取りました。

カウルはタオルで。
ホイルはホイル用ウェットティッシュで。
(こんなものある!と買ったもの)

今回、雨に遭う気がして
(いつも雨に遭うから。笑)
汚れたら綺麗にしようと
掃除用品を持参していました。

泥がはねて
ブレーキのカスがついて
チェーンのオイルが飛んで

バイクは走ると汚れがつきます。

次はいつ走れるのかなぁ

戻ったらまた物置の奥で
ひっそり出番を待つことになる相棒。

綺麗な車体でゆっくり休んでてほしい。

ゆっくり時間をかけて
長旅を供に来てくれたことを労いました。

ありがとね


九州ツーリングはこれでおしまい。
あとは、フェリーに乗って帰ります。

フェリーの話も少し書こうかな。

GWだから、時間あるかも。
では、またお楽しみに。



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