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PTAとは、再生産されるスクールカーストである

今の「あるべきPTA」についての議論として、いろいろな立場でいろいろな考え方があります。
その中で、ワタシは終始一貫「PTAはあったほうがいい派」です。

なぜ「PTAはあったほうがいい」のか、ということを真面目に書こうかなと思っていたんですが、その前に。

どうにもこうにも、積年の恨みつらみを書き殴ってからじゃないと自分の気が済まず、PTAのクソが!を、思う存分に書いてスッキリしてから次に進みたいと思います。

自分にとってPTAとは「再生産されるスクールカースト」であります。

子どもが小学一年生になって4月に行われた初めての「保護者会」で、PTAの役員を選ぶ話になった時、誰もが下を向いて手を挙げない中、ワタシは手を挙げて役員を引き受けました。

初めてPTAの役員になって、役員会で会長や本部役員とやりとりをするうちに、「アレ?この人達のこの感じ。なんか知ってる」と思いました。

この人達はアレだ。

自分が中高生だった頃、「生徒会の執行役員」だった「優秀」な人達だ。

この人達は、体育会系の部活の部長として実績を出したり、生徒会の執行役員をやったりして、成績も先生の覚えもよく。
偏差値の高い高校や大学に「学校推薦」ですんなりと入学した人達だ。

そして今は社会的な地位を得た後、地元の名士として名をはせている。

実際に高校時代に生徒会長だったPTA会長のお子さんは、その小学校の児童会長でした。
ワタシは心の中で、PTA会長を「殿」、そのお子さんを「若」と呼んでいました。

5月に行われたPTA総会に出た時の違和感は今でも覚えています。

そこに居たPTA役員の「会長」と「副会長」以外の役員、30名ほどがすべて女性でした。

この男女比ハンパねぇな、と思いました。
国会議員がそれぐらいだっけな。男女比。逆だけどね。

圧倒的に女性だらけのPTAでした。
おいおいおいおい!多様性、どこ行った? まぁ当時は平成。

それにしても女性だらけすぎでしょ。と思ったし、その時点で嫌な予感がしたんです。

嫌な予感は当たりました。

男性のホモソーシャルがあれば女性のホモソーシャルもある。

ワタシはどちらかというと、女性のホモソーシャルから排斥された経験が多く、「ママ友ネットワーク(略してMTネットワーク)」から排除されがちでした。

あからさまにLINEグループから排除されたことは何回もあります。

辛いっすよ。
ワタシが入っているLINEグループでは何も情報入ってこないのに「ワタシ以外の全員」が入っているLINEグループで情報共有されたりとかね。

クソが。

いやもう慣れた。

案の定。
「空気読まない」ワタシは、複数の女性PTA役員から嫌味をさんざん言われました。

ただ、「空気読まない」ワタシは「嫌味を感じない鈍感力」が最強になっており、そんなことでへこたれることはありませんでした。
むしろ「やってやろうじゃねぇか!」ぐらいの感じでした。

それに業を煮やした一部の女性役員とその配偶者から、ワタシのやり方に反対する執拗なメールが届くようになりました。

これにはさすがにメンタルを削られました。

詳しく書くと当時の役員だった仲間たちに迷惑をかけるのでざっくり書くと、ワタシに対する執拗な攻撃に「さすがにこれは...」と思った人が少しだけでもいてくれて、いろいろ動いてくれたおかげで、事は大事に至らずに済みました。負った傷は大きかったけどね。

この事があったから「PTAまんざらでもないじゃん」と思いました。
わかってくれる人は、いました。少なかったけどね。

わかる人はわかってるんだよね。
子どももいろいろ。親だっていろいろ。いろいろ咲き乱れていいじゃない。

アレ? 何言いたかったんだっけ?

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