寺村サチコ

女性の持つキラキラとその裏に潜むドロドロに魅力を感じ、それらを同時に感じさせることので…

寺村サチコ

女性の持つキラキラとその裏に潜むドロドロに魅力を感じ、それらを同時に感じさせることのできるような立体造形物を制作するテキスタイルアーティスト。アクセサリー「Quguri」も制作中。

最近の記事

過程

布に糊をのせて、模様をつくる工程です。 このような感じで、糊を置いて(のせて)いきます。糊のない部分が染まるというしくみ。 今回は、1メートル幅の布、16メートルを使用します。 模様を三重につけています。これが最後には何が何だかわからなくなるやつ。 銀のドット部分も同様に、ドットの糊を置いてから、アイロンで表裏にフイルムを接着します。必死すぎて撮影するのをわすれていた… ガイドをひいて、布を折りたたんで、マチ針で留めて、今日は終了! 明日から

    • 布そのものを作品に入れこむ その2

      いつもはワイヤーを入れるところをそのまま入れない、っていうやつ。ギャザー具合が可愛く、意外とよい感じです。 手前が縫ってない部分、奥は縫った部分。想像以上にかわいい。 ちなみに、この作品、全部で一反ちょい(50メートルくらい)布を使っています。。 #マチネの終わりに

      • 布そのものも作品に入れ込む の追求

        マチネの終わりにとのコラボ作品では、「平らなところ(布をいじくらない部分)をつくる」という点を大切にしたいと考えています。 そこで、普段の製作でも「平らなところ」を織り込んだ作品をつくっています。第1弾はこちら、“たらす”かたちで平らなところを生かしました。 こちらは8月24日まで、新宿伊勢丹の4階にてふよふよ浮いています。アクセサリーの販売やらワークショップやらやっていますのでお近くにいらした際にでもぜひ! http://www.isetanguide.com/20150

        • 作品について

          平野啓一郎氏の小説「マチネの終わりに」から製作につなげるという面白い企画に参加させていただいております。 寺村って誰よ、って感じなので作品の紹介をさせてもらえればと思います。 私は、絞り染めと型染めという、染めの技法をベースとして作品を作っています。まずは型紙、といって切り絵みたいなものを作り、 これを布に捺染します。縞もドットも、全てこの「型紙」でつくります。 この布を縫ったり、引っ張ったり、布からしたら虐待レベルなことをしていきます。 そしてこんな感じの立体と

          「マチネの終わりに」から製作テーマを考える

          平野啓一郎氏の「マチネの終わりに」を読んで自分の作品につなげる、という面白い企画に参加しています。 しかし私、小説とか読みものを、まさかの高校以来読んでおらず、お恥ずかしい限りなのですが、、、というのも、 一気に読むと世界に入りすぎて、読後1週間くらいは自分の行動にも地の文が(頭の中で)入ってしまうということが多く、妄想大全開になるのがもう自分でも恥ずかしくてやっていられない、といった理由があったりします。 こんな気持ちわるくて大丈夫でしょうか。今回はそんな自分がひと皮むけ

          「マチネの終わりに」から製作テーマを考える

          普段製作では、1枚の布全てを使用しますが、今回は加工する部分とそうでない部分をつくり、沸き立つ感じの立体を製作します #マチネの終わりに

          普段製作では、1枚の布全てを使用しますが、今回は加工する部分とそうでない部分をつくり、沸き立つ感じの立体を製作します #マチネの終わりに

          布を縫ったり中にものを入れたりして立体をつくっています。 http://sachikoteramura.jimdo.com

          布を縫ったり中にものを入れたりして立体をつくっています。 http://sachikoteramura.jimdo.com