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じぶんになる化粧

先日質問箱でこんなご質問をいただきました。

「ええええなぜ私に聞いたのですか…!?」と思っていたら、後日ご本人から直接連絡があり、「自分は化粧とかには一切興味がなくて28歳になってしまった。正直いまも興味ないんです。でもわたしはさっちんさんの生き方にとても共感していて、大好きで、さっちんさん本人が自分を偽る【化粧】というものに対してどう考えて過ごしているのか聞きたい」というなんとも、、なんともものすごいお言葉をいただいてしまいました。なので、noteでご回答をしようと思います。

わたしもほんとに化粧には興味がなかったのですが、昨年化粧品メーカーさんのマーケティング戦略策定と実行への併走を副業でやってみて、お化粧への見方が変わりました。

コスメとは「変わりたい気持ち」「こうありたい気持ち」に丁寧に答えてくれるツールだと。こうありたいという気持ちを叶えてくれる。大なり小なりだれかの心のなかにある「変身したい気持ち」を癒してくれる。それは時に、明日を生きる元気になるときもある。

だとすると、化粧は自分を偽るものなのだろうか?自分を偽るのではなくて、自分の願望を表に出したものかもしれない。それは、「ありのままの自分」とも言えるんじゃないのかな。だとするとお化粧ってもしかしたら「自分になっていく」ということでもあるのかもしれない。

と、わたしは思います。

そのうえで、わたし自身のことをよーくよく考えてみると、自分の肌質とか生き方とか毎日を考えたときに、「私は自分の今の顔以外の顔になりたいわけじゃないな」って思いました。笑。

(これは、自分の顔でない別の顔を求める人を否定してるわけじゃないです。それぞれです。わたしはこう思ったというだけ)

なので、副業始めた当初は研究のために28アイテムあったコスメグッズでしたが、ぐんぐん引き算の化粧になって、いまは3アイテムでお化粧してます。

①THREEルースパウダーグロー02(全体あかるく)
②THREEシマリンググローデュオ 02(ツヤ感)
③SUQQUバランシングアイブロウ02(まゆかく)

のみで、あとキュレルの日焼け止め乳液と、モアリップくらいです。

お化粧では、力点を置くポイントをどこにするか?を考えたらいいと思ってます。ポイントは4つで、「全体の明るさ(ツヤ感や透明感)」か「チーク(血色感、あたたかみ)」か「目(大きさやインパクト)」か「唇(色やインパクト)」。この4つのポイントのどれかひとつを選ぶのがいいかなと思います。

わたしはこのなかで「全体の明るさ」を選んでます。なんとなーく自分の気分的に明るくなると元気出るので(てきとうだな)、くすみやすい肌に明るさとツヤ感をだそうと決めて①と②を使ってます。

血色感はあんまない、目もインパクトない、唇も割とくすんでる状態だけど(笑)でも、周囲に溶け込む感じでいたいなと思ってるのでそれでいいかなと。あんまり目にインパクト出しすぎて怖い印象もたれるのもいやだし…。よく見ると自分の目は笑うと線になっていいかんじだしなーいいかなーと受容してます。眉毛は途中で途切れてるので③で埋めています。

血色感でやさしかったりあたたかな印象を出したい人、目のインパクトを選んでかっこよくしたい人、唇に目がいくようにしたい人などいろいろいらっしゃると思うので、自分の考え方やありたい姿にあわせてだいじにするところを決めていったらいいと思います。

わたしはちゃんと化粧したいなと思った時は、THREEのプライマーとハーモニーファンデーションを追加して、さらに「全体の明るさ」を出します。コンシーラーはジルスチュアート シークレットコントロール02を使っています。(さっきからTHREEばっかり勧めてますが、いろいろ使ってみてツヤ感が出やすいのはこれだなーと思っていて、わたしの偏愛コスメです。SUQQUも割と好きです。でも加齢とともに肌に合うコスメも変わると思います。)

デートなど大事なときはオペラのリップティントコーラルピンクを追加して唇の色の悪さやくすみをいちおう解消しています✊てきとうです✊

ほんとに、笑っちゃうくらいノーメイク級ですが、わたしはわたしのありかたとして今はこれが一番しっくりきてます。

どんな自分でいたいか、に真摯に向き合うのはちょっと怖い。自分の願望を表に出すのは勇気がいる。変な目で見られるかもという怖さも出る。だからこそ化粧というツールをつかって、ひとつの願望を表に出しているひとはかっこいいなと、思うのです。

サポートも嬉しいのですが、孤立しやすい若者(13-25歳)にむけて、セーフティネットと機会を届けている認定NPO法人D×P(ディーピー)に寄付していただけたら嬉しいです!寄付はこちらから↓ https://www.dreampossibility.com/supporter/