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デザイナーさんとシゴトするとき/親子の相性がいい必要ってない #Voicy書き起こし

おはようございます、入谷佐知です。「明日、どんなふうに生きてゆく?」はじめたいと思います。

おはようございます、入谷佐知です。日曜日の朝になりました。この時期京都はだいぶ冷え込んでおります。そして紅葉がじわじわときておりますので、観光客の方も増えて、いろんなところからいらした方とおしゃべりするのも楽しい時期になってきました。

おとといはですね、わたしが働いている、NPO法人D×PというNPOがあるんですが、そこで、事務所の増設をしたいということで一日準備をしておりました。わたし実は、お掃除とか組み立てたりとか、結構苦手なんですよね。文章書いているほうが好きなんですけれども、なので、なれているスタッフにヘルプーって言ったりとか助けられていて、もうほんとに役にたたなかったですね。ああいうのをなれているほんとにかっこういいなあと思います。

さて、このチャンネル「明日どんなふうに生きてゆく?」は、若者支援NPOで広報と資金調達のマネジャーとしてはたらいているわたくし入谷佐知が、お届けしています。

これからの生き方をかんがえながらも、しんどいときもあるよね、まあぼちぼちやっていけたらいいねっていうスタンスのチャンネルです。笑

NPOや広報、ファンドレイジングのお話をしたり、気になる時事ニュースをお話したりするときもあれば、質問箱にいただいたお悩みに答えていったりしています。

今日は、チラシデザインのすすめかたについてと、後半、子育てのお悩みがありましたのでそれにお答えします。

なんのために、だれにたいして、どうなってほしいのか?

さちさん、こんにちは。チラシの構成やイメージ案はどのようにデザイナーさんに伝えてますか?

というご質問と、

デザイナーさんとチラシをつくるぞ!ってなったときにそもそもどこからはじめますか?

というご質問いただきました。

ありがとうございます。これまずはですね、デザイナーさんがどこまでやってくださるデザイナーさんなのかを確認した方がいいと思います。コンセプト設計から関わる方、あまりいませんが素材集めから関わる方、構成から考える方、構成はほぼこちらで決めてデザインとして整えてくださる方などいろいろです。先方ができること、わたしに期待されていることを確認します。ここの最初のスタートラインミスると大コケします。ほんとに、最初のスタートラインは大事です。

わたしの場合をお伝えすると、わたしがやりとりしているデザイナーさんの多くは、真っ白の状態から構成を考えることはしないけど、構成についてはフィードバックするしコミットするよ!という人が多いですね。で、そのあと実際にグラフィックデザインに落とし込んでくださいます。わたしの仕事はコンセプト設計や素材集め、構成のラフ案作成であるケースが多いです。

そもそもどこからはじめますか?という質問なのですが、まずはそのチラシがなんのために、だれにたいして、どうなってほしくて、存在するものなのかを整理します。わたしたちは創造主ですので、神ですので、チラシの存在意義をつくります。で、そのあと、このチラシってどういう場で使われるんだっけ?を考えます。

たとえば、とっても楽しい学生向けのイベントを企画して、集客目標は50名でいま20名集まってますと。あと30名もうひとふんばりしたいなと。で、たまたま代表がある大学で講演することになり、チラシ配布してもいいですよと言われましたと。そのセミナーの参加者は、このイベントにも来そうな感じがしたのでチラシを配布することにしました。

その場合のチラシの目的は、学生向けイベントに集客することで、対象はなんらかの興味関心をもった学生さんで、チラシをみてイベント行くぞとなって参加申込フォームで申し込みしてもらうこと、ですよね。で、配布状況はというと、代表の話を聞きながら手に取るチラシだからある程度理解は深まっている、という状態ですね。

あ、ごめんなさい変なところで切れてしまった。汗。

ということでそういった、チラシの目的・対象・どうなってほしいか・どのように配布されるのか、がまさにコンセプト設計になります。まずはそこからはじめてみてほしいなと思います。

Pinterestはイメージ共有におすすめ

あと、チラシの構成やイメージ案は、わたしは手書きで書いていきますね。このページにタイトル、このへんにこんな写真、中タイトルこんな感じ、本文このへん、というかんじで。参考に昔ホワイトボードに書いたラフがあるのでvoicyに画像で貼っておきますね。ざっくりで大丈夫です。

構成の雰囲気が思いつかない場合はピンタレストでいろんなチラシを見て情報の位置を参考にしながら、手書きで書いていくことも多いです。ピンタレストはもし使ったことが無い方はぜひ使ってみてほしいです。これはSNSなのですが、自分のいいなと思う画像にピンをたてておくサービスです。自分だけの雑誌をつくっていくような感じで、あ、これいいなと思うデザインや写真やイラストを集めておけるんですよね。わたし大昔にね、小学生のときに、いいなと思う雑誌のファッションや雑貨の写真や漫画のキャラクターを切り抜いてノートに貼るということをしていて、それを見てニマニマするということをやってたんですけど、そんなかんじです。例えば、ピンタレストで、「チラシ イベント」で検索すると、いろんなチラシのデザインが出てくるので、気になったものや参考にしたいものをピンしていってイメージを膨らませていきます。

また、ピンタレストは、デザインのイメージ共有にも使えます。これはDxPのロゴとwebをつくってくださった、大阪の十三でデザイン事務所をされている深沢さんに教えてもらってわたしはやったのですが、めちゃめちゃよかったです。非公開のボードをつくってデザイナーさんと共有して、このイメージがいいですとか、このチラシは似てるけどちょっとイメージと違いますとか、色合いはこれがいいですとか、フォントはこういう感じですとか、そういうイメージがピンタレストはめちゃくちゃ共有しやすいですね。すごくおすすめです。これ、今気がついたんですが、音声で伝えるのめちゃ難しいのであとでnoteに書きますね。笑。あかん、めっちゃ説明しづらいことに気が付きました。笑。

近いところにいるからこそお互いにしんどいこともある

はじめまして。わたしは二児の母です。長男とは仲良くやってるのですが、4歳の次男との相性が悪く、いつもいらっとして、喧嘩になります。次男は気性も激しくて、母からわたしの関わり方が悪いのでは?と言われて、確かにそうなのかもと思うところもあります。さっちんさんのブログを読むといつも穏やかになります。さっちんさんからいまの状況みてどう思われるのか知りたくてメッセージを書きました。

わー、それはもうほんとにもうおつかれさまです。どう思われるのか、と聞かれれば、ほんとに毎日がんばってらっしゃるんだろうなあ、おつかれさまです、と言いたいです。どんな状況にいらっしゃるのかはこの文章だけでは読み取れなくて、例えばお仕事されていらっしゃるのかとか、パートナーさんはどんなふうにご家庭に関わっておられるのかとか、ご体調は大丈夫なのかとか、背景がわからないのでなんとも言えないなとも思いながら読みました。

これを聞いている方に前提としてお伝えしたいのですが、親と子って別人なんですよね。他人なので、ほんとに別の人なので、なんか相性あわないなとか、普通にあるんですよね。相性あわないのに、近いところにいるからこそお互いにしんどかったりとか、それでもわたしはお母さんだから、と自分で役割を設定して関わるなかでしんどくなったりとか、そういうことがあると思います。

で、これはこどもに限らず誰に対してもそうなんですが、相手に対していらだつということは自分に対する鏡でもあって、なにか苛立つことのねっこのほうに自分のなかにあるきになることとか、焦りとか、悲しみとか、なんかしらの感情やトラウマみたいなものがあると思います。だから、お子さんに向き合う というよりも、自分に向き合っていくということを考えていくと、少し道がひらけるんじゃないかなってわたしは思います。

お母さんと相性があわないということは、別のだれかと相性があうはず

で、ただね、これは、自分に向き合うとか、こどもと関わっていくということは本当にエネルギーのいることだとわたしは思っているので、体力と気力が、いるんですよね。お疲れだったり体調悪かったら無理にやらなくてもいいなと思っています。

もし質問者さんが、例えばひとりで育児されてますとか、ひとりじゃないけどパートナーさんとうまくコミュニケーションとれてませんとか、仕事もしてて両立がハードですとか、そういったことがあるのであれば、まず最初にやったほうがいいのは、お子さんと離れて自分の時間もって寝たりとか、好きなところにいったりとか、そういう自分を大切にする時間をつくることからのほうがいいんじゃないかなとも思います。

それに、次男さんは、お母さんと相性があわないということは、別のだれかと相性があうはずなので、そういう誰かに出会えるように、人に預ける、ということをしていっていいんじゃないかなって思います。全部、お母さんが、引き受ける必要はないし。お母さんと相性がいい必要ってないんですよ。と、わたしは思います。

もちろん、人に預けるって大変なんですよね。人に頼るっていうことは、スキルだと思っていて、人に託すことの難しさってものすごくあると思うんですけれども、ぜひ人を信頼して託すといういっこいっこのやりとりをちょっとでもいいからやってみてほしいなってわたしは思ってます。

ということで、ご状況が、よくわからないのでトンチンカンな回答になってしまった気がしますので、また、よかったら詳しく教えてください!

ということで本日も聞いてくださってありがとうございました!

で、冒頭に、NPO法人D×Pの事務所の増設の話をさせていただいたのですが、実はですね、事務所増設に向けて、500万円が必要で、クラウドファンディングを行っております。

D×Pは高校生につながる場といきる仕事を届けるということをやっているNPOで、いろんなバックグラウンドを持った高校生をサポートしています。まああの高校にかよっていない場合もありますね、いろんな事情を抱えた10代ですね。で、その高校生が集まる拠点を事務所につくりたいなと思っています。

いまの事務所はもうほんとにかなり手狭で、あと、1フロア突き抜けなので、話し声とかもかなり聞こえて、おちついて相談したり話したりする所がないんですよね。また、高校には通っていないような10代に向けて高校生コワーキングスペースとしても既に使って開かれているんですけれども、スペースの限界でこれ以上は人数は増やせないなという現状です。もうちょっとたまり場になれるような、安心して、話せるような場にしていきたいなと思っています。現在3かいにオフィスがあるんですが、3かいは人とコミュニケーションとれるような拡散の場に、そして増設する1かいのフロアは、こあがりたたみのブースがあったりとか、ソファーがあったりとか、ちょっとおちついて、ゆっくり話せるようなスペースにしようと思っています。

現在、62名の方から114万円、集まっております!62名のみなさま、本当にありがとうございます。現在22%達成ということなんですが、実はAll or nothingという仕組みでクラウドファンディングをやっておりまして、目標金額の500万円が達成されないと、たとえば499万円あつまっていたとしても、1円も、受け取れない、という仕組みになっております。

おとといすでに準備をはじめておりますとおり、絶対500万円達成するぞという気持ちで、見切り発車をしていて、発注などもすでにはじめています。もううちのNPOは本当にお金よりさきに行動をはじめてします、どんだけ見切り発車やねんとところで、わたしとしては来月度の支払いがとてもおそろしい状況ですけれども でも、500万円達成して、事務所増設をほんとに実現したいと思っています。ぜひ力をかしてください。そしてちょっといま経済的にはつらいなという方は、SNSなどで拡散いただくのもありがたいです。既にご支援いただいたかたも、あらためてシェアなどで応援いただけたら嬉しいです。Voicyのコメント欄にURL貼っておきます、3000円からご支援できますので、ぜひなにとぞ、よろしくお願いいたします。

ということで最後は不躾なお願いで恐縮でございますが、入谷佐知のVoicyをきいてくださっているかたにも、ぜひDxPに関わって、高校生がこれからいきていく社会をつくっていく大人のひとりになっていただけたら嬉しいなって思ってます。一緒につくっていきましょう。

それでは今日はどんなふうに生きていきますか?
今日も良い一日を、おすごしください!ではでは。

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Written by TUKA.K

※入谷佐知がVoicyで2018年11月4日に配信した「デザイナーさんとシゴトするとき/親子の相性がいい必要ってない 」の書き起こしです。TUKA.Kさんが書いてくださいました。サブタイトルや太字は、TUKA.Kさんによるものです。


サポートも嬉しいのですが、孤立しやすい若者(13-25歳)にむけて、セーフティネットと機会を届けている認定NPO法人D×P(ディーピー)に寄付していただけたら嬉しいです!寄付はこちらから↓ https://www.dreampossibility.com/supporter/