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チョロいかんじで人に関わってないか

人からあなたは優しいねって評価されるとき「易しくなってないか?」と考えるようにしている。

チョロいかんじで人に関わってないかな、と。「こうしたら喜ぶでしょ、ほれほれ」みたいな。そんな関わりは安っぽいし、易い。簡単にできる。相手が表層的に喜ぶようなことはパッと簡単に見えてくるのだ。

優しさっていうのは、強さがあったとき生まれると思ってる。疲れを残さず、自分のコンディション整える強さとか、まっすぐに言いたいことを伝える強さとか、相手の言葉を最後まで聞ききる強さとか、嫌われてもいいと思える強さとか、いらんもんを省く強さとか。

知力もいる。日々のインプットで知見を広げることで、視野が広がり、相手を推し量ったり助けになったりする。

能力もいる。プロフェッショナルとして突き詰めて自分の能力を根気よく高めていくアウトプット力は、だれかの助けになる。

で、そういう強さっていうのは、弱さを受け入れるところからスタートすると思ってる。

自分の情けなさ、バカらしさ、かっこわるさ。人のせいにしたり、なにかのせいにしたりする、かっこ悪い自分。易きに流れていく自分。動けない自分。明日に疲れを残してコンディションも整えられないし、断れないし、知力も能力もない自分。そういう自分に気づいて、「それも自分か」って思えるとき、やっと一歩踏める気がする。

チョロいかんじで人と関わってないか、という問いは、チョロいかんじで自分と関わってないか、と同じ問いかもしれない。

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