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なぜかホワイトアルバムを思わせる「真・英文法大全」

「真・英文法大全」にビートルズ・ホワイトアルバム(The BEATLES)を感じる。


山積みになった白のパッケージ。
少ない装飾。
思わず足を止め手に取る。
ホワイトアルバムが目に浮かぶ。
ちがう。これは英文法の本だ。
訳分からん英文法の本だ。
のに、表紙をめくってみる。一転、黒い見返しが出迎える。
いゃー、読みたい。読みたくなった。

困った。
私は英語が分からない。
英文法なんて、さっぱりです。


こんなこと言ってますが、ホワイトアルバムについて物凄い語れる、とかじゃありません。
なのにホワイトアルバムって思っちゃったんです。
なんでだろ?
そして、手に取ってページをめくっちゃったんです。


関正生(せき まさお)著

初めて読みます。

あぁ面白い。
この人、読ませてくれる人だ。

難しい本にありがちな
「当然、あなたの努力で読んでください」
という書き方ではなく
「こんな面白いものがあるんだよ」
と読者にページをめくらせてくれる人。

肝心な英文法については、どうだろう、4分の1くらいは分かったかな?
かなり難しい。私には難しすぎる。

ただ、
一つ一つの例文が面白い。
説明が端的で分かりやすい。
例外を排除して迷わせない。

読み始めた時は、多いな、と思った。
読み終えて、これはかなり装飾を削ったんだろうな、と思う。

こいつを分かりたいと思う。
この本を攻略できるだろうか。
関正生をもっと読みたいと思う。

白いパッケージ。ホワイトアルバム。
一目惚れの本。

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