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夢と現実の境目(2)

生きていることへの感謝

14歳で、「人はいつ死ぬか分からない。」という事実を知って、最近こそずいぶん楽になってきたけれど、生きている=常に死の恐怖にさらされている。という強迫観念の中でずっと生きてきた。せっかく生きているのに、生きていられることを、100%謳歌できない。今日生きていることに感謝している。しかし、その感謝は、一瞬先は闇で、死ぬ恐怖や計画が頓挫する不安が基盤になっていて、そのストレスの合間の「まだ生きてることへの感謝」という感じだった。表向きは明るい元気な母ちゃんで、良い妻の役をこなしていた。しかし心の奥底ではストレス状態だったことは、自分でも最近まで分からなかった。とにかく精一杯、それだけだった。
そして、家族を別つものは、死以外にはないと思っていたので、元夫に別れると告げられた時は本当に意味が分からなかった。

現実での望み

わたしの現実での望みは、せっかく生きているなら恐怖や不安ばかりでなく、安心と希望を持って生きること。安心と希望が持てる世の中の一端になること。
正に安心立命ですね。

結論から言うと、それを沢山の人に届けるには、集合意識を使うことが一番早い。要するに、自分の恐怖と不安を克服することによって、人類の意識全体が少しでも明るくなりますように。っていう、非現実的な解決法です。

現実的な解決法と思われることは若い時にやった。自分なりに調べ、取れるだけの行動をしてみて、解決するはずの問題は、何故かより大きくなっていったり、頑張れば頑張るほど、周りには真面目だが、無関心な人たちや行政に対して怒っている人が多かったので、もっと根本的な解決策がないものか、探究しつづけた結果、行き着いたところは、非現実的、または未現実的、要するに「現実」として出てくる前の「空」とか「無」とかに働きかける方法だ。現実的な行動には限界があった。だから、現実的な行動だけでなく、非現実的な行動も取り入れたのだ。それからと言うもの、色々な現象が起きて、色々なことがわかり始め、自身の人生は格段に上向いた。自然と、不運の連鎖が断ち切れた。

非現実的解決法

イタコさんは、見えない領域との橋渡しをしてくださる。それ以降、わたしは霊能者さんって全員ではないにしろ、信じている。半年前には、離婚調停が大変で、知り合いに教えてもらった霊能者の方に依頼したら、「離婚のことはどうでも良いが、あなたのお母さんの足が悪くなってるのが原因で、お父さんが疲れ果てているから、デイケアなどヘルプを頼むように。」と、父とはあまりウマが合わなかった母方の亡くなった祖母からの緊急メッセージだった。次の日実家に電話をすると、母が膝が痛くて大変で病院に行って来たところ。父は確かに疲れている。そのあと話をし、すぐにデイケアセンターに週に一度、行くことになった。母はデイケアセンターで存分に社交し、設備の整った綺麗なお風呂で背中を流してもらい、お昼ご飯とおやつを食べて帰ってくる。始めは乗り気ではなかったが、おかげ様で、楽しいらしい。週に1日だけ休暇ができた父は、しばらくして良くなった。両親には、「こんなにタイミングよく電話して来て、どうやって分かったの?」と驚かれて返答は濁してしまったが、予約してからセッションの日まで、3、4週間あったのに、こんなにタイミングが良いなんて、私もビックリだ。

亡くなった後も、兄もばあちゃんも、わたしたちのことを見守ってくださりありがとうございます。ご先祖さまもありがとうございます。日本の神さまも、西洋の神さまも、もちろん東洋の神さまも、生きてる方たちも、仏さまもありがとうございます。

そして、この世とあの世を結ぶイタコさんや、霊能者さん、ありがとうございます。わたしも、わたしが神さまや仏さまに教えていただいたことを、必要な方に届けて行きたいと思います。

今日もお読みいただきありがとうございました。

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