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経験を横にスライドさせる

(次世代の人たちに、伝えたいメッセージや感じたこと、もしかしたらお役立つかもしれないな、と思うことを思いつくままに書いています。)

先日、年に一度の人間ドックに行き、胃カメラをやりました。
もうね、、、すっごくしんどかったです。
「いや、前はもっと楽だったと思うんだけど。」と友人や家族と話していると
「若いドクター?
経験の浅い人にあたっちゃったかもね、ついてなかったね^_^;。」
という反応多し。
採血とかでもそうだけど、上手い下手はある。
まあ上手くいかない経験を積みながら上手になっていくわけだから、それはそれで温かく見守るべきだとは思いますが、
「自分の時は上手な人にやってほしい」、が本音ですww。。

けど、これって何にでも言えることで。。
最初は下手。
けどがんばって経験積んで、だんだん上手くなる。
上手くなってしまうとそれが当たり前になるのだけれど、
時々振り返って
「最初のころはド下手だった。
今はだいぶ進化した気がする。」
とか言いながら、またまた
「いや、やっぱり下手だわ。。」
と思うこともあり。

ところで、私の仕事(コーチング)は
「入口あって出口なし」
と言われていて、ここまで行ったらゴール、というゴールがない。
「あそこがゴールかな?」とがんばって山の山頂を目指して歩いて
山頂に立ったら、さらにむこうにさらに高い山があって、
またそれを目指して歩く、って感じですね。
山頂が気持ちよく青い空に映えて見えている時もあれば、
雲に隠れて見えない時もあり、
見晴らしの良い尾根道を気持ちよく歩いている時もあれば
やぶに迷い込んでいるような時もある。

いや、どんな仕事もそうですよね。
仕事じゃなくてもそうですよね。
「この感じ、既視感があるな。」
と思う時も多い。

いろいろな場面で最初は下手でもがんばってきて進化してきた経験は、
別の場面でも
「今は下手でも、これを乗り越えて行けば、次のフェイズに入れるな。」
と推測することができる。
経験を横にスライドさせる、っていうのかな。

新しいことに取り組んでがんばっている時も、他の経験を使うことで
「この道はいつか来た道」。

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