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「面白き事もなき世」に物申す

note酒場に行くことにしたので急いで自己紹介を書いてる。

自己紹介をするのに学歴・職歴を並べるのって味気ないなって思っていて、だけど私、好きなことを仕事にし続けているので、あれ、学歴・職歴を書いたほうが「私」を知ってもらいやすいんじゃないか、と気づいた。

大学では、フランスに留学したり無人島に行ったり、学園祭の運営スタッフをやったり、「好きを言葉にするゼミ」と命名された近代文学ゼミで「自分はどうしてこれが好きなんだろう?」というところから、「つくられたモノを分解する」楽しみを知ったり、しました。

そういう経験がそのまま仕事につながっていて、まず旅行会社でカウンターのお姉さんを2年、出版社で書籍編集を3年、ニートを数か月して、いまは、うーん…憧れの業界の隅っこで働き始めたところです。

書くこと・読むこと・話すことはずっと好きだったけど、ここ数年でようやく「聞くこと」も楽しくなってきました。「人」の「物語」を見て聞いて知ることができるのは、最高に贅沢だなと思う。

その人が、どんな環境で育ち、どんな人と出会い、どんなものを見て、何を大切にしているのか。それがその人の人生や、つくりだすものに、どう影響を与えてきたのか。「つくられたモノ」から分析して、考察して、想像して、できることなら本人に確かめて。

「つくられたモノ」で特に関心が高いのは漫画、映画、絵本とか、本の装丁とか、最近は舞台や「役者」にすっかりハマっています。

「面白き事もなき世を面白くすみなすものは心なりけり」という言葉もあるけれど、私は、この世界はおもしろいことであふれ返っていると思う。味わいつくせないほど、おもしろいことはたくさんあって、おもしろいことをやろうとしている人たちがいて。

私は主役じゃなくていい。「持ってる人」に圧倒されて、すごい!って思わされて、その人と一緒に「何か」を形にして、人に伝えていくことができたら幸せ。そして「さちこのおすすめなら見てみたい!やってみたい!」と言ってもらえる存在になれたら。

直近での目標としては、片足を踏み入れた世界で地に足をつけて仕事をしていくのが一番で、傍らでは取材して記事を書いて写真を撮って、っていう仕事もできたら嬉しいな、自分で撮った写真をカレンダーにしたりしてるので、販売できたら嬉しいな、なんて考えつつ。

いつかおばあちゃんになったら、私が出会ってきた大切なモノをぜーんぶ集めた漫画喫茶をやりたいなと思っています。

簡単な自己紹介になってしまったけれど、詳しいことと、オンラインでは言えないことは、ぜひ今夜のnote酒場で。

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