見出し画像

見分けられるようになりたいのだ

わ~、ジュゴンだ。

画面のアップの海の中の動物を見てそう思った、これはジュゴンだよね、そうだよねってね。

Microsoftのシステムが如何なっているのかは知らないが、利用者の為になんかしたいと思っているんだろうね。

パソコンを開けて置くと、定期的に壁紙が変わっている、自分で決めた壁紙しか見ないって訳じゃ無いので、壁紙が変わるのはちょっと楽しい。

文の入力をしていたら、画面が切り替わっていた、私はモニターに表示させて文の入力しているので、最初は解らなかった。

確か立ち上げた時には外国の町だったような、そうじゃ無かったような、その位無意識に対応している。

それが振り向くとジュゴン、正しく言えば振り向いたのではなく、横にあるノートパソコンを見たんだけどね。

アップのジュゴンがここだよーってな感じで、写っているでは無いか、おおージュゴンちゃん好きよー。

何処のジュゴン??とか考えて、写真の詳しい説明を見た、画面にはジュゴンのアップが出ている。

説明を見る、ナニナニなあに?マナティだって、嘘、ジュゴンじゃ無くてマナティなのー。

このドアップはフロリダのマナティらしい。

実は私は海の生物が好きだ、さかなクンほど詳しいかと言われれば、そこ迄詳しい訳では無い。

じゃあどの位かと言うと、クストー海の百科を、10日に一度くらい眺めてニヤニヤするくらいには詳しい。(殆ど詳しくない感じ)

ホントーに海の生物が好きなんですよ、だからジュゴンとマナティを間違えたのは、地味にショックが来た。

もうね、ボールをぶつけられた位の衝撃ですよ。

何度見てもジュゴンに見える、マナティってこんなにジュゴンに似てるの?

「さっきさ、画面にジュゴンが出ていると思ってさ、説明を見た訳よ、そしたらマナティやった。」次女が部屋に来たから言ってみた。

「どれどれ。」次女も画面を凝視する。

彼女は物知りだ、豆知識なら負けないぞと思っていても、今時の人は物知りだなーと感じている。

「これさー、ジュゴンかマナティか分からへんよ、これは仕方ないわ。」次女が答えた。

でもさー、海の大きい生物って分かる気がするやん、なんやら悔しいんよ、そう思わへん??

思っていない人が大半かも知れないけど、私は大いに悔しがってしまう方なのだ。

よく考えると、私は本でずっと海の生物を見ていて、水族館に行った事は数回ほど、そんなに好きならもっと行けばいいのに、自分でもそう思うが中々行けない。

だから、横からの写真は解っても、どの位の大きさとか、アップになると如何とか解っていなかったんだな。

悔しいが、知らんかったと言わざるを得ない。

ごめんね、海の生物たち私は知らなかった、水族館の中心で知らなかったと叫びたい。

叫んでも、さいでっかと言われるだけなんだろうけどね。

子供の時から海は好き、だけど残念ながら四日市の海は無くなってしまった、いや違う無くなったのではない。

コンビナートや港の為に砂浜とかが犠牲に成ったらしい。

これは私も知らなかったことで、我が母に小学生くらいの時期に聞いた覚えがある。

「昔は砂浜も有ったけど、コンクリートで囲ってしまったで、その代わりにプールが出来たんよ。」なんか自慢げに母が話していた。

「仕方が無いよな。」父親も同意している。

そっかー、砂浜とかよりもコンビナートが必要やったんやもんなあ、そんな時代やったんやな。

親は砂浜という私が五月蝿かったからか、それとも偶々会社の保養所が白浜に有ったからか、たぶん年に一回位で白浜に行っていた。

だからと言って、ジュゴンやマナティなんて、見ていなかったんだよな、白浜では。

今日は三女がコロナで仕事を休みにしていたので、朝ごはんにゆっくりジュゴンとマナティの話をしていた。

「ちょっと待って。」三女は携帯を手に取ると、調べ物を始めた、彼女は携帯が早いのなんのって、直ぐに声を上げた。

「ジュゴンとマナティって見分けるの難しいらしいよ、ほらここにも難しいって書いてある。」そうなの?

殆どの人が難しいって思っているの?それすらも私は知らなんだ事やわ~。

「この説明やと、ほぼ解らないらしいよ、これが解るってのは、マナカナ見てどっちがどっちか解っている感じなんとちゃう、お母さん、マナカナがどっちがどっちって分かる??解らんやろ。」と話してきた。

そりゃあ、マナカナの違いは分からんけどね、でもジュゴンとマナティって種が違うんだよね。

それでも解らないんだ、という事で私もネットで知らベてみると、ジュゴンとマナティは専門家ぐらいしか解らないらしい。

そりゃあ間違ってしまうわな。

特に顔のドアップではほぼ解らないらしいので、私の認識能力が低すぎるのでは無いらしい。

良かった?まあ良かったのかな??

でもさ、海の生物好きとしてはだな、もっと精進せねばッて云う感覚が、体のそこここから押し寄せてきている。

人間まだまだ知らない事いっぱいッてか、知っている事の方が少ないんだよね。

ジュゴンとマナティをしっかり見分けられるようになりたい、例えマナカナが見分けられなくてもね。





文を書くのを芸にしたいと思っています。 頑張って文筆家になります。 もし良かったらサポートお願いします。 サポートしていただいたら本を買うのに使います。 ありがとうございます。