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2022/07/27 ルドルフとイッパイアッテナ

今日は娘を連れて、劇団たんぽぽの『ルドルフとイッパイアッテナ』を観に行きました。たんぽぽは小学生の時、毎年学校に公演に来てくれていた劇団。体育館が劇場に様変わりし、空間が物語に包まれるのが楽しくて、(たんぽぽ、すごい!)とそれはもう、心を奪われていたのでした。

先日の学校での二者面談でも先生に相談したのですが、うちの娘は非常にクールであります。将来の夢は?と聞かれたら、まだまだ無邪気な事を言ってもいい年齢なのに、絵が上手だからと、
「漫画家になれば?」と聞けば、
「えーっ 大変じゃん」
それならなんか他にないのか?とたたみかけると
「面倒臭いからニートになりたい」
と言う始末。

「まだ若いのに、随分達観してるというか・・・・・」
と腕を組んで
「珍しいケースですね」
と先生も天を仰ぐ。

なんだろうなあ、不思議だなあと、私はいつも首を傾げているのです。

そんなクールガールである娘の初めての観劇、隣でこれまたクールに座る娘は、たまに小さく声を発する。

意地悪犬のデビルが出てきた時は
「再現度 高っ」。

終わった後、席で感想を聞くと
「イッパイアッテナの人がカッコよかった。演技力、ヤバっ」
とのこと。

絵本やアニメからの再現性と、俳優の演技力についてコメントする娘に一抹の不安を覚えつつも、「とっても面白かった」と言っているのには一安心です。

で、さっき夫が帰ってきて、テーブルでお握りとかサラダとかお味噌汁の夜食を食べていたのを娘が見て
「ヤバっ、きたなっ、こぼれてるよっ、やっばっ」
とめちゃくちゃヤバいヤバい言うので、またまたー、もうなんでもヤバいって言うんだからもーって見に行ったら、私も口からするりと言葉が出てしまった。

「ヤバっ、きたなっ」

なんでうちの夫はすぐに味噌汁をこぼすんだろうか。

ヤバすぎ。

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