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1月30日

(月末だからセブンイレブンのATMで入金しておこう)
朝出かける時に近所のセブンで入金したら手数料を取られてしまった。25日と30日は手数料無料かと思っていたのに、がっかりだ。画面の案内を読んでみると、月末、と書かれている。(そうか、明日だったか)。悔しさが募る。そして今度は会社の口座から取引先に振り込み操作をする。普段はなるべく銀行のATMで振り込むのだが、同じ銀行だからと気にせず振り込んだら、手数料が770円と書いてある。770円。高い。悔しい。

 陶芸に出かけると、先生が「盆栽が焼けてるよ」と開口一番教えてくれた。すごくいいよ、と言われたので見てみると、確かに渋くてカッコよい仕上がりだ。良かった良かった。

 あまり捗らないまま、娘の習い事のために夕方に帰宅。習い事が終わってから吉祥寺に行き、にじ画廊でやっている展示を見る。

つだもとし さんの展示風景

 以前、ふらりと立ち寄ったここで、たまたまやっていたのが つださんの展示だった。ピンク色をした爽やかな風が吹いているような、美しい展示空間に、心が癒されるようだった。今回も美しく不思議な絵が並んでいる。

 その後、ヨドバシに寄って筆箱が欲しい、と娘が言うので渋々従う。なんでも、筆箱がすごくボロボロだから、また同じものを買いたい、と言うのだ。ボロボロで破れているのなら仕方がないのかな、と思いつつも腑に落ちない。だってその筆箱はクラリーノノもので、表に『6年間保証』と買いてあるのだ。
 「この会社は6年間使えるように作っているんだよ」
私は散々ごねたが、娘の意思は異様に硬く、どうしても買うと言う。代金の一部を払いなさい、との私の提案に娘は頷いた。

 家に帰って、娘の現在使っている筆箱をみると、特に壊れてもいないしボロボロでもなかった。さすがクラリーノの6年間保証だ。でも私は心底がっかりだ。

 夜 ベッドの中でも考えてしまった。なんでうちの子は欲しいものを欲しいとあんなに屈託もなく言えるのだろうかと。私は子供の頃、そんなことを親に言えなかった。それは何でだったんだろう。親の姿勢?私の性格?言えるのが良いことなのか、言わないのが美徳なのか。わからない。

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