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1月31日

 今日は絵を描く日にする。春に出したい絵本コンペのための下書きも、本当は1月中に終えたかったけれど、下書きがとても嫌でなかなか捗らない。小さな絵の下書きはなんともないのに、大きな絵になるとどうも苦手だ。

 一つ小さな絵の仕事も来ていて、それも少し進めた。面白い絵なのでそれはとても楽しい。本当は多分直ぐに終わるのだけれど、終わらせるのが惜しいので、描き方をできる限り面倒くさくして、ちまちまと作業を進める。

 午後は娘の水泳教室の送り迎え。

 全く宿題も、ピアノの練習も何もやらない娘に、いつもことながら怒ってしまう。が、これが怒らずにいられようか。なぜ宿題を直ぐにやらないのかが私にはまるでわからない。「宿題をやりなさい」なんて私は言われた覚えがない。だって、すぐにやるのが当たり前だったから。毎日同じ事を言うのにすっかり飽きてしまった。

 夜、「風邪をひいちまった」とぼやきながら夫が帰ってきた。片手にコロナ禍に店頭によくあった、レジのスキャナーみたいな体温計を握り、おでこのあたりでピッとやり、「37.1度もあるんだ」と言う。その体温でどうしてそんなに重病みたいな顔をしていられるのかがよくわからない。ピッとまた音がした。「36.9か・・・・」夫は心配そうな顔をして風呂に向かった。風呂から上がっても、「悪寒がするぜ」と風邪アピールがすごいので、面倒臭いから早く治って欲しい。

 深夜、絵を描きながら、なんだか風邪をひきそうな気分になってきたので、葛根湯を飲む。昼間、金沢で会う予定の友達から「コロナに感染してしまった」と連絡があったばかりだ。暫く外ではマスクをして備えよう。

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