掲題の通り。LTEモジュールを買ったので、実装してみた記録。

LTEモジュールの購入について

GPDダイレクトかハイビームのどっちかでいいと思う。
技適云々もあるし、無難にいったほうがいいと思います。

実装

基本的には下記動画の通りで問題ない。

裏蓋を開ける

動画だとさらっと流されているが、CPUファンの通気口側にも4個所ネジ穴がある。
裏蓋側は7箇所。パッと見残り1箇所がわからないが、真ん中下部のGPD封印シールの裏に隠れている。
1年保証が無効になるというのはこういうことだったんですねー

モジュールの取り付け

ネジ止めとアンテナ取り付けるだけではある。
アンテナの取り付けがかなり苦戦した。（うまくモジュール側とハマらなかった）
LTEモジュール商品ページの記載の通り、動画と取り付け位置が異なるので注意。

https://gpd-direct.jp/cdn/shop/products/WinMax2_lte03_740x.jpg?v=1671778232

SIMトレイとの接続

これもかなり苦戦した。
裏蓋側にフラットケーブルを通す必要があるけど、小さいし薄いしでしんどい。
動画のようにするのではなく、裏蓋を斜めにして裏蓋側を動かすようにして穴にいれるとうまくいった。

SIMカード入れて接続

あとはSIMカード入れて接続するだけ。
Windows側でAPN入れれば基本的には接続できるはず。
…基本的にいかないパターンがあるんだなこれが（1敗）

PovoのSIMでの接続

簡単にいかなかったパターン。
Windowsくんがポンコツ過ぎるのでLTEモデム側に一工夫がいる

1. LTEモデムと接続するためのソフト導入
   RLogin入れる。

2. LTEモデムと接続
   接続を新規作成して、プロトコルはCOMにする。
   ホスト設定のシリアル「設定」ボタンから「Quectel USB AT Port」を選択して接続する。

3. 下記コマンドを入力して設定を上書き、確認する

> AT                              // 導通確認
OK
 
> AT+CGDCONT=1,"IPV4V6","povo.jp" // APN情報いれる
OK
 
> AT+CGDCONT?                     // 設定確認 
+CGDCONT: 1,"IPV4V6","povo.jp","0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0",0,0,0,0
+CGDCONT: 2,"IPV4V6","","0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0",0,0,0,0
+CGDCONT: 3,"IPV4V6","ims","0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0",0,0,0,0
+CGDCONT: 4,"IPV4V6","SOS","0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0",0,0,0,1

上記終わったらPC再起動して確認。
au（LTE）が接続されたら万々歳。

参考文献