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【暮らしぶり美人養成講座 表情筋セミナー編】

4回目の講義から1ヶ月ほど経ち、
いよいよ表情筋セミナーが明日に迫りました。


準備をしながら前日まで声かけをしてくれたあっきー、
スケジューリングをし、細かくみんなに指示・確認をとってくれたえみさん、
皆が迷って遭難しそうな時、進むべき道を照らしてくれたあーちゃん。

参加者を集めたり、会場のスケジュールや懇親会・小道具の準備をしたり…
前日までやる事は山程ありましたが、
暮らしぶり美人たちはそれぞれ自分の
得意な分野で役割を決め、
率先して行っていました。

たった2ヶ月で、こんなに人は変わることができるのか!
と、美人達の背中を見ながら自分を奮い立たせていました。


私は母をセミナーに誘っていました。
中川みちえ先生が講師を勤める楽しくわかりやすい表情筋セミナーがあること、
そこでスタッフとしてお手伝いすること、
を伝えて参加を促すとあまり詳しく聞かず、
「いいよ」と2つ返事で参加を決めてくれた母。

ただ、台風が近づいていたので
少し心配になり、
確認も込めて前日、LINEを送りました。


私「明日は台風が近づいているけど、予定通り開催します。
雨強かったらタクシーできてね。」


母「明日、辞めてもいいかな?」


…まさかの返答に言葉を失いました。


私「体調わるい?」

母「次の日から旅行も行くし、明日台風もあるからね。」

そしてトドメのセリフ。


母「めんどうになりました」



思ってもみない回答にパニックです。


なんと返せばよいか全くわからず、
母とのLINEのやりとりの写メと共に
暮らしぶり美人達にSOSを送りました。


美人達からのアドバイスはいつも愛のある直球です。

今回もSOSを送ってすぐに返信が来ました。

美人達「娘から母への愛が見えない」

正直、初めはどこのことを言われているのか
まったくわかりませんでした。

私が 優しさ・気遣い、と思って書いた タクシーの件は、
「愛、ではなくモノでつっているだけ」だと。

また、私の言い方は
「娘なら言わなくてもわかるでしょ。私を見てよ。構ってよ。」
という甘えだと。

美人達「LINEではなく電話で伝えてね」

母との普段のLINEは、お互いのお願い事や事務連絡のある時だけで、
それに対する返事もほとんど「オーケー」か「了解」です。

今回電話でも上手くいかないと思ったので、
思い切ってテレビ電話をかけました。

画面越しにはいつも通りの母の笑顔。

私は、この講座を始めた想いと、
今後仕事に活かして行きたい事、
初めてみせるプライベート以外の様子を
母に見てもらいたい、ということを伝えました。

今までこんな話、親としたことがなかったので
正直とても恥ずかしかったですし、
うまく言葉にできていなかったと思います。
だけど、初めて伝えた本音が伝わったのか、

最後は
「いいわよ」
と言ってくれました。


わがままを言っていることも分かった上で、
親はちゃんと子供の心の部分を見ている。
親と向き合えていなかったのは自分だけだった、
と。




表情筋セミナー当日、
先生がくらしぶり美人達が招待した参加者を、
それぞれ皆さんに紹介する時間を作ってくださいました。

他者紹介の時間だったのですが、
母のことを紹介する時は、
今まで伝えたかったのに言えなかったことや、
感謝の気持ちを話す時間になってしまいました。

面と向かって伝えた母への感謝の想い。
言葉のギフトがちゃんと渡せたかどうかはわかりません。
母からも、特に私の話に触れた感想はなかったです。


ただ後日、
セミナーが終わりヘトヘトになった、
と弱音を漏らした私に一言。

「余暇のなかでするものです」

と言い放った母には、
全てお見通しだったのかも知れません。

暮らしぶり美人道、先はまだまだ長い。

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