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noteをはじめて13日目

突然ですが、パーティーが、苦手です。ああいう場所で、会話がはずむ人ってすごいなと思います。

ぼくの場合、お互いに軽く自己紹介をしたら、視線が空をさまよい、じゃあまた、みたいな感じか、あるいは、軽く質問されたことに対してすごい勢いで話してしまって、相手が引いていることに気づいてあわてて収束、のどちらかになります。典型的なオタク的挙動です。

仕事の打ち合わせのように、具体的な目的のある会話だと大丈夫なんですが、パーティーのように「交流」が目的となるとだめになります。道端で突然、ひとと出会った時とかもぜんぜんだめです。

パーティーの冒頭とかでやる、あいさつも苦手です。最近、大人になったので、たまにやるんですが、いつも苦労しています。あれにはあれで、特殊な技術があるんですよね。

昔、秋元康さんのあいさつを見たことがあります。AMDアワードというデジタルコンテンツの賞で、ぼくらのチームは「もしドラ」で受賞しました。大賞は、秋元さんの「AKB48コンセプト」です。そこでのあいさつが見事でした。

まずは、賞をいただいたこと、運営のみなさんへの感謝からはじまります。次に「AKB48の最初のライブは観客は7人でした」という歴史の話。AKBとデジタルは相性がいいという話をして、そして突然「ぼくはデジタルについては素人です」という告白がありました。そして、ここにいらっしゃるみなさんのほうがずっとくわしいはず。だから今後もいろんなことを教えてください。いっしょにおもしろいことをやりましょう。といった内容でした。

すごくないですか? このあいさつ。ぼくは感動しましたし、会場もとても盛り上がりました。このあいさつがすぐれている理由は、また明日書きましょうか。興味があるひとはそれまで考えてみてください。

4月19日 土曜日 13:37 味噌ラーメンを食べた直後に

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