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マガジンの背景

マガジン機能、たくさんつかってくださっていて、ありがとうございます。すでに数千個以上のマガジンが作成されています。今日は、こういう機能をつくった、背景にある考え方を書いておきます。

よく、ランキングを出してほしいという要望をいただくのですが、noteではあえてやっていません。ぼくは、こういうさまざまなコンテンツの集積するサイトでは、ランキングはないほうがいいと思っています。ランキングがあると、作り手も受け取り手も、ランキングが気になってしまって、コンテンツの多様性が失われてしまいます。

もうひとつ、カテゴリもあえてつけていません。作り手としても、文章を書いたあとにどのカテゴリに入れるのか考えるのはめんどうだし、読み手としても、おもしろいコンテンツを見たいだけなのに、カテゴリについて考えるのは面倒です。分類というのは難しいことで、どんどん細分化していって、結局面倒だから「その他」を多用する、といったことになりがちです。

だからといって、次々に生まれてくるコンテンツを放置するわけにはいきません。どんどん流れていって、埋もれてしまうわけで、おもしろいものを浮かび上がらせる仕組みは必要です。それに、必要なときは分類もしたい。マガジンは、人力を使って、そういうことを同時に解決する仕組みです。

今後、マガジン単位での課金など、いろんなことを予定していますが、現在は束ねるだけの機能しかありません。シンプルな状態でリリースしているのは、プレーンなマガジンの機能を体験してほしいからです。新しいことは、ひとつずつできるようになるのが、いいんじゃないかなと思うんですよね。

要望や感想、バグ報告などがありましたら、このノートへのコメントでもいいですし、 support@note.mu までお知らせいただけると幸いです。ほかにも、こんなおもしろい使いかたがあるのか、というものがあったら教えてほしいですね。みなさんといっしょに、おもしろい場をつくっていければと思っています。

6月5日 木曜日

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