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原稿の書き方の原稿

もうこの連載を100日以上続けているのですが、今日は、この原稿をどんなふうに書いているかを書いてみます。

まず、文字数は、だいたい600字程度になるようにしています。まとまった文章を書くには少し物足りない字数なのですが、スマートフォンで見ると、これくらいがちょうどいいような気がするので試してます。段落の数は、だいたい5個か6個くらいになるようにしています。一段落の長さは、最大でも1ツイート(140字)に収まるようにします。

最初の段落には「導入」を書きます。これから書くことの概要だったり、天気の話、ニュースの話などを書いたりします。そして、2段落目がとても重要で、なにか「おもしろいこと」を書かなくてはいけません。これはけっこうたいへんです。3段落目は、その説明です。

4段落目は、さらにハードルが高くて、なにか「新しい視点」を導入したいと思って書いています。2段落目を書いている時には、ここまで考えていないことが多いので、無事に思いつくとほっとします。読んでいるひとが「おお!」と感じると成功です。そして、5段落目に、さわやかにさらっとまとめます。落語のサゲのようにできればなと思ってますが、これがなかなか。

文章を書く人は、たまに文章の書き方を書くんですけど、それがどういう時か知っていますか? 書くネタに本当に困ったときです。ということで本日はこのあたりで。

例:
コミットメントと約束と|加藤貞顕|note
https://note.mu/sadaaki/n/nf625d543c12e

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