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「岡崎に捧ぐ」

岡崎に捧ぐ」というマンガがnoteで連載されています。

作者のサホスツーカヤマさんと幼なじみの岡崎さんの友情ストーリーで、現在までに13話まで書かれているのですが、これが、すごくいい作品なのです。

そういえば、子供のころって、岡崎さんのような複雑な家庭が周囲にあったりしましたよね。作者のサホスツーカヤマさんは、とてもフラットな目線で、その周囲の微妙な空気を、ユーモアをまじえて伝えてくれます。

スーパーファミコンが出てきたり、たまごっちが出てきたりして、あの時代の様子が見られるのも魅力です。いろんなおもちゃの出てくるタイミングから判断するに、作者はたぶん30代の中頃くらいのかただと思います。

なによりも、家族の描き方がすばらしいんですよね。岡崎さんの、かなりややこしいことになっている家庭と、主人公(作者)のとてもあたたかい家庭が対比されることで、家庭というものが子供になにをもたらすのかをはっきり見せてくれる。そして友情の力です。岡崎さんの家には足りないものがたくさんあるけど、主人公との関係を通じてそこを埋めていく。

こういうのに出会うと、noteをはじめてほんとうによかったなと思います。みなさんもぜひ見てみてください。

8月9日追記
「サホスツーカヤマ」さんは「山本さほ」さんに改名したそうです。マジで覚えにくかったらから、すごくいいと思います!

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