先日、為末大さんのプライドの高い人についてのツイートが話題になっていた。

プライドの高い人は、他者の評価がすべてで、視野が狭くて、だから成長しなくて、その理由は「自信がないこと」だという、こわい話だ。

内容にはまったく違和感がないんだけれど、じゃあその「自信」ってどうやったらつけたらいいのかなと思う。なにかに挑戦して成功体験をするというのが、よく言われることだし、それはそうだろうと思うんだけど、そうなるまでは、その前は、どうするんだという問題がある。

コンプレックスの要素っていくらでもあるんですよね。イケメンだったら、美人だったら、お金持ちだったら、頭がよかったら、コミュニケーション力があったら、やせていたら、がっちりしてたら、胸が大きかったら、家柄がよかったら、学歴があったら、などなど。そんなのがぜんぶそろってることはまずないので、必ずだれにでもある。

だから、別のなにかが必要になるんだけど、たぶんそれは、「ま、おれでいいか」という、あきらめというか、ひらきなおりというかそういうものだと思う。「ま、いろいろあるんだけど、おれはおれだし、いまさらどうしようもないし、最終的にはこれでいくしか、しょうがないよね」という。

はい。そんな感じで、今日もやっていきましょうか。

5月29日 木曜日