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函館の女王を決めるクイーンステークス2021のカギとなるのは国枝厩舎の2頭出しだ!

今年のクイーンSのカギとなるのは、

国枝厩舎の2頭出しである。

基本的には人気馬の同厩舎多頭出しは

勝負気配無しと読むのが正解。


何故なら、レースにおいて勝ち馬は1頭だけである以上、

ほぼいけそうな馬がいるにもかかわらず、

もう一頭違う馬主名義の有力馬を使うのは、

走らせる側に立って考えると効率が悪いからだ。


ましてや、同じ社台グループとはいえ、

社台RHとサンデーRは40口の高級クラブ、

どちらかが勝ってしまうと、

運営クラブや、厩舎のレース選択に

疑問視する会員も出てくるだろう。

ここは2頭出し国枝のウラスジである

大野サトノセシルで勝負する。




1,国枝厩舎の経営を支えているのは里見氏である。


国枝厩舎の所属馬を見てみると、

賞金的にも、頭数的にも

厩舎の経営を支えている筆頭馬主が里見氏だというのが分かる。

キャプチャ

この事から国枝の2頭出しは、

社台グループによるサトミバックアップの可能性が浮上する。



2,里見氏と社台グループは運命共同体である。


今度は里見氏の所有馬を見てみると、

ノーザンファーム、社台ファーム生産馬が多く、

共同所有を含めて、運命共同体であるという事が分かる。

キャプチャ

ここは推測だが、外国産馬であるサトノセシルは、

サウジの王様や、クールモアの絡んだフランケル産駒だけに、

少なからずも吉田照哉氏の息がかかっているのではないか?

もしかしたら名義こそ「サトミ」だが、

照哉、勝己と共同所有である可能性も否めない。

ゆえに、サンデーRや、社台RHのクラブ馬のウラスジになり得る。



3,ルメールの謎の乗り替わりはシルク側への配慮?


普通に考えると、

サンデーRのドナアトラエンテにルメール騎乗、

もしくはサトノセシルにルメールが筋ではないかと思われる。

ルメールのシルク騎乗は、明らかにクラブ会員側への配慮。

40口クラブと400口クラブの確執の緩和という事。


分かりやすく言えば、

400口でもルメール乗ってくれるし、

負けてもルメールならしょうがないという事である。


そして里見氏の過去3年の成績を見てみると、

主戦はやはりルメールであることが分かる。

キャプチャ

ならば、ルメールの謎の乗り替わりのウラスジも

サトノセシルという可能性も高まる。



4,なぜウラスジを狙うのか?


国枝2頭出し、ルメールの謎の乗り替わり、

そしてなんといっても、大野騎乗が実に怪しい。

注目されないように、人気が出ないように、

ウラスジとはそういうもの。

函館記念の金子アイスバブルを思い出してほしい。

「小倉で金子を含む池江厩舎2頭出しのウラスジ」とtweet。


マジシャンが右手に注目させている時、

それは左手で何かを仕込んでいる時だ。


なぜ注目されないようにするのか?

なぜ人気が出ないようにするのか?

もう言っちゃうけど、

それは馬主がウラスジ馬で馬券を購入するからである。



まとめ

函館11R クイーンステークス

◎サトノセシル

くしくも名馬フランケルの父ガリレオが死んだばかり、

フランケルは、亡くなったフランケル調教師への献名だが、

サトノセシルも、

管理していたフランケルが引退した翌年に亡くなった

セシル調教師への追悼の意味を持つのかも・・・

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