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「コロナショックからの巻き返し!」 まさにどん底からの大逆転が今年のNHKマイルC(G1)のテーマだ!

東京11R 第25回 NHKマイルC(G1)

◎ラインベック


昨日サトミと金子の動向が目に付く。プリンシパルSでレーンを鞍上に迎えて必勝態勢を敷いてダービーの権利を取れなかったサトノフウジンと、同じく武豊騎乗の金子ポタジェ。

特に金子真人は、大阪杯の3頭出し、天皇賞のユーキャンスマイル、桜花賞のミヤマザクラなど、G1ではずっと脇役側となっている。荒れるG1においての「怪しさ」は断然金子真人に触手は動く。


さらに、G1だからという事もあるが、ノーザン系は鞍上強化してきたのも逆に怪しい。化けの皮がはがれてきたレシステンシアを筆頭に、シルクRはデムーロと福永、サンデーRにはレーンを配してきた割に、金子勢は津村と松田大作となっている。大一番ではそれが逆に怪しく感じるのは私だけだろうか?

そこで、戦慄のピンクカメオを含めてNHKマイルCを最多の3勝を誇る金子真人のラインベックに注目した。


昨日の京都新聞杯、プリンシパルSの最後のダービー出走を賭けた両レースで勝ったのは、別路線の新興勢力ではなく、ともに皐月賞2桁着順のディープボンド(10着)とビターエンダー(14着)だったように、リアルな流れは「皐月賞2桁着順からの巻き返し」というキーワードにある。


「コロナショックからの巻き返し」

まさにどん底からの大逆転が今年のNHKマイルCのテーマだ!


「ダビスタ血統」「12冠配合」「夢の配合」と言われた金子血統「アパパネ×ディープインパクト」は、モクレレ、ジナンボーとジワジワと尻上がり。金子のダービー馬マカヒキとワグネリアンが預託されていたのが、NHKマイルC2勝を誇る友道厩舎だ。そこに配属されたラインベックこそNHKマイルCに相応しいだろう。

ちなみに友道の2勝はともに皐月賞からの転戦であり、戦慄の金子ピンクカメオも2桁着順からの巻き返しであった。



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