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時を経て人馬共に血の継承を成す!歴史的偉業は繰り返される!スプリンターズS(G1)

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まず疑ってかかりたいのはレシステンシア。

2歳の阪神JFを3連勝で勝っている2歳チャンプだが
それ以降の勝ちは、阪急杯とセントウルSだけである。

しかも負けた相手は、デアリングタクト、ラウダシオン
グランアレグリア、ダノンシュマッシュ・・・

中山の実績は皆無で、距離実績は宮杯2着と前走だけ、
ちょっとイメージで人気が先行してやしないか?


そして、ダノンスマッシュもちと怪しい。

昨年のスプリンターズSと安田記念のG1レースで、
グランアレグリアに簡単にやられている。

グランアレグリアをもの差しにすると、
人気のこの両馬は、確実に一枚落ちるイメージだ。


さらに3歳馬のピクシーナイトも危険だ。

中山G1のスプリンターズSの過去10年間を見ても
3歳馬の付け入るスキはほとんど無い。
おそらく前走の2着だけで人気しているようだ。


グランアレグリアの2番煎じ的なレシステンシア、
同じくグランアレグリアに全く歯が立たず、
海外にその活躍場を移したダノンスマッシュ、
前走のセントウルSでレシステンシアの2着という
だけで人気を形成している3歳馬ピクシーナイト。

グランアレグリアのいない事で押し出された格好の
3頭が人気を形成している今年のスプリンターズSは、
大荒れの可能性が大だ!

そこでここは思い切って超穴馬から入りたい。



◎ラヴィングアンサー

上記記事のセントウルSでも狙ったが、ここは再度!

馬主、厩舎、騎手ともに重賞勝ち無しという背景に、
馬自体も7歳という高齢のうえにG1発出走となる。

しかしオールドファンの私には、
橋口引退の後、弟子筋にあたる石坂厩舎に転厩し、
初G1出走で勝ったダイタクヤマトが重なって見える

宮崎で生まれ、佐賀競馬の騎手見習いを経て、
苦労して中央競馬の吉永猛へ弟子入りした橋口は、
ツルマル、マエコウ、などの同じ九州の馬主や、
所属の高橋亮、干されかけた同郷の大崎昭一、
同じ地方出身という事で、安藤勝己、小牧太なども
積極的に起用していた地元愛にあふれる人だった。

その弟子筋にあたる佐賀出身の石坂正厩舎開業祝に
橋口厩舎から転厩してきたのがダイタクヤマトだ。


スプリンターズSを16頭立ての16番人気で勝ち、
石坂厩舎と共に重賞初勝利をG1競走で飾った馬だ。

その石坂正の引退で、息子の公一厩舎に
転厩してきたのがこのラヴィングアンサー。

くしくも馬主は同郷、前走からスイッチした鞍上も、
父の厩舎のジェンティルドンナの主戦の息子である。

歴史を作った者の息子同士が、時を経て同じレースで、
G1初出走馬で、初重賞勝ちをG1で飾る偉業を成す。

これぞドラマであり、人馬共に血の継承である。
男らしく単勝一本で行きたい!


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